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episode103 エレンside ページ4

エレンside






ロッド「ただの奴 隷が!!どうやってここに入ったんだ?」



貴「私がこの100年の間、何も考えていなかったと思うの?
もう力を持たないアンタたちのおかげで、私はここに来れたわ」


ロッド「貴様…ヒストリア、奴が悪魔だ!この島…全人類の敵なんだ。あの女は我々が守ってきたこの壁の平和を壊そうとしているッ!!

A・リシェリアは我々の敵なんだ!!」



ヒストリア「そんな……でも……」



ロッド「分かるだろう!?今の奴の目を見るんだ!あれが奴の本性なんだ…!!!!」



ヒストリア「ッッ…」





突然現れたのはAだった。


Aは怒りに満ち溢れたような顔で俺たちの方を見ていた。
いや、ヒストリアのお父さんを見ているんだ。


会話を聞いててもなんの事だか訳わかんねぇ…!



“奴 隷”だの“Aが悪魔”だの…

Aが“人類の敵”ってそんなわけねえだろ!!?




あのAだぞ?


エルヴィン団長やリヴァイ兵長にも認められる俺たちの同期だ…





「おいおいおい、なんの騒ぎだ……って!!お前!Aじゃねえか!」



貴「!!…ケニーッ」



ケニー「なんだお前、昔のまんまじゃねえか!相変わらず可愛いなぁお前は!」



ロッド「ケニー、奴を抑えるんだ」



ケニー「へいへい、オウサマ」ドンッ



貴「ッッ!!!放せ!!」



ケニー「大人しくしてろよ?A」



貴「クソ…野郎がッ…!!!」






後ろから現れた帽子をかぶったジジイにAは抑えられた。

なんだよ…何が起きてんだよ…!!
なんでAが抑えられてんだよッ!!





ヒストリア「A!!」



ロッド「近づいてはダメだ、ヒストリア。

奴は悪魔だ!!!!」



ヒストリア「どうして…?Aは、いつだって優しいのに…」



ロッド「奴はレイスの血には近づけないようにされていた。だな我々からグリシャ・イェーガーが力を奪った事で、奴はレイス家に近づけるようになった。

自分の行動を縛るものがなくなったんだ…

だから奴は、自分の近くにお前を置いて
私が近づけないようにしていたんだ」



貴「黙れ!!!」



ヒストリア「分からない…どういうことなの…?A…?」



ロッド「奴は…2000年もの間


死ぬ事も許されず、彷徨う過去の人間


奴は我々レイス家の“奴 隷”なんだよ。今の奴の行いはただの反逆だ!」

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猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです!!ばんばん更新しますねっ!ありがとうございますっ! (12月1日 19時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です!夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました!!更新楽しみにお待ちしておりますね!! (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫まる | 作者ホームページ:   
作成日時:2023年11月25日 6時

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