episode122 ページ23
・
エルヴィン「……」
ハンジ「エルヴィン、どうする?」
エルヴィン「分かっているのは、
彼女が2000年生まれて死んでを繰り返していること。
そして、巨人の力を有し、尚且つ再生能力はエレンや他の巨人の力を持つものより優れ、始祖の巨人を守る行動をとる白の巨人ということ。
“運命”という何かのために動くこと。
くらいか」
リヴァイ「2か月もよくここでの生活が耐えられるな」
貴「長く生きていると、生活する場所なんてどこでも良くなるのよ」
リヴァイ「笑えねーな」
ハンジ「じゃあさじゃあさ〜!A実験に付き合ってよ!すごい気になるんだよ、その再生の力!」
リヴァイ「お前はエレンがいるだろう、クソ眼鏡」
ハンジ「Aはエレンとは違うんだよー!だって見ててよ、こうやってAの手にナイフで切り傷を付けるでしょ?」
ハンジさんは私の腕を取ると、ナイフで深く切り傷を付けた。
それをリヴァイが引きつった顔で見ていた。
それでもハンジさんはリヴァイに見せたい一心で夢中で解説を始めた。
ハンジ「ほら見てよリヴァイ!エレンなら蒸気が出てゆっくり少しずつ治って行くんだけど、Aは蒸気がでてすぐに、ほらもうこの通り、何も無かったかのように戻っちゃうんだ!凄いだろう?!ね、リヴァイ!!あれ?リヴァイ??」
リヴァイ「クソ眼鏡…誰の女の腕を誰の許可を得て切ってんだ?」
ハンジ「えぇ?そ、そんな怖い顔しないでよリヴァイ〜!」
リヴァイ「Aになにかする時は俺に許可を取れ」
ハンジ「ええ〜」
貴「ふふっ」
エルヴィン「楽しそうだな」
貴「どうでしょう。私が何も質問に答えないことで皆さんの足を止めてしまってることは分かっています」
エルヴィン「ではなぜ、何も答えない?」
私は言い合っているリヴァイとハンジさんを見ながら
正面に座るエルヴィン団長の言葉に微笑んだ。
エルヴィン「君ならこの地下牢などすぐに壊せるはずだ、だがなぜそうしない?」
貴「そうする必要がないからです」
エルヴィン「!初めて質疑応答が成立したな」
貴「答えたくないわけじゃないんですけどね」
エルヴィン「何か他に答えられない理由があるようだな」
貴「私のことであれば王政にいたウォール教などに聞けばそれなりの情報が得られるはずですよ」
エルヴィン「あぁ、だが私は君からききたかったのだよ」
64人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです!!ばんばん更新しますねっ!ありがとうございますっ! (12月1日 19時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です!夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました!!更新楽しみにお待ちしておりますね!! (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:猫まる | 作者ホームページ:
作成日時:2023年11月25日 6時