episode121 ページ22
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その後ロッド・レイス巨人は
口の中に巨人化したエレンによって大量の火薬たちが投げ込まれ項ごと吹き飛んだ。
飛び散った破片からロッド・レイスを見つけ出した
ヒストリアによって戦いは終わりを告げた。
そして、壁の倍もでかい巨人を自ら倒し
正当な王としての、威厳を見せつけヒストリアは予定通り女王へと即位したらしい。
それから2ヶ月があっという間に過ぎていた…らしい
貴「…今日も来たの？暇なの？」
リヴァイ「暇じゃない」
貴「あら、そう」
私は兵団本部の地下へと幽閉され、毎日来る誰かと過ごす日々だった。
リヴァイ「今日はエルヴィンとハンジも一緒だ」
ハンジ「やあA、元気そうだね」
貴「ええ、とても」
こんな地下に幽閉されて、笑顔でその質問に頷けるのは
私だけでしょうね。
エルヴィン「君がここに入ってから2ヶ月が経つが、なんの質問に答えないのはなぜだ？」
貴「………」
ハンジ「…尋問するこちらとしても…やりがいもなくてね」
貴「………」
ハンジ「A、君はエレンと同じで巨人になれる人間なんだろう？…切り傷を作っても…爪を剥がしても歯を抜いても…
その瞬間すぐに再生する。
エレンたちは回復に時間がかかるのに比べてなぜ君はそんなに早く再生できるんだい？
それに君は何も痛みという痛みを感じないみたいだし…」
貴「………」
ハンジ「どうして、私たちに協力しようとしないんだい？」
貴「………」
ハンジ「はぁ……君は頑なだねぇ」
貴「ふふっ…まあそういう話は置いておいてお茶にしましょう。ゆっくりと」
2ヶ月前、私は尋問を受けた。
尋問の初めの質問は、
君は巨人なの？というものだった。
私は何も言わずに目の前にいるハンジさんの顔を見つめていた。
それでハンジさんは、私の爪を1枚剥いだ。
私の爪は瞬きをする間に生えてきて、それを見たハンジさんは
「なにこれ」と驚いていた。
その後指や腕を切断しても、私はすぐに再生した。
それを見て分かったでしょうね…私が巨人であることは。
それでも私は何も言わない。
リヴァイ「Aの紅茶は美味い」
貴「あなたに昔教えてもらったからね」
ハンジ「ねえA？そろそろ何か答えてよ〜」
貴「今日は、外は晴れてますか？」
リヴァイ「…あぁ、晴れてる雲ひとつねえよ」
貴「そう、それはいいわね」
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猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです！！ばんばん更新しますねっ！ありがとうございますっ！ (12月1日 19時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です！夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました！！更新楽しみにお待ちしておりますね！！ (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月25日 6時
