episode110 ページ11
・
睡眠薬の体から抹消して目を開けると
なにやら大きな巨人が生まれかけていた。
すぐにロッド・レイスが注射器の中の液体を舐めたのだと悟った。
すごい風圧で、私はさらに柱に押し付けられていた。
貴「はあ…やってくれたわね全く」
ﾊﾞﾘﾝｯｯ…！
私は鎖のチェーンを力づくで引きちぎった。
エレン「もういい！ヒストリア！レイス家が巨人になったんなら俺がこのまま食われちまえばいい！！お前は逃げろ！！」
ヒストリア「嫌だ！！」
エレン「だから、なんで！！」
ヒストリア「私は人類の敵だけどエレンの味方。いい子にもなれないし神様にもなりたくない。でも、自分なんか要らないなんて言って泣いてる人がいたら…そんな事ないよって伝えに行きたい！
それが誰だってどこにいたって！！
私が必ず助けに行く！！」
直後、またも強い風が洞窟内に。
ヒストリア「きゃ！！！」
貴「ヒストリア、怪我は無い？」
ヒストリア「えぇA？！腐りで繋がれてたんじゃ…鎖を力で引きちぎったの？！」
私はエレンの鎖を外そうとしていたヒストリアが飛ばされそうになっているのを見かねて
風圧と同時に移動して、ヒストリアの体を掴んだ。
貴「そんなのなんだっていいわ。はやくエレンの鎖を外すわよ」
ヒストリア「ｯうん！！」
エレン「おいAまで…ｯやめてくれよ！！！」
貴「エレン、あなたは生きるの。ここで死なせないわ」
エレン「どうして！！！」
貴「どうしてもよ。ヒストリア、あとは手だけよ」
ヒストリア「分かった！！」
私はヒストリアとエレンの体にしがみついて、鎖の錠を外していく。
ヒストリア「外せた！！」
貴「行くわよ、エレン」
鎖を外してエレンを立ち上がらせようとしたその時
ﾌﾞﾜｧｰｰｰｯｯ＿＿！！！
またすごい風が吹いて、私はふっ飛ばされないように
足を踏ん張って2人を支えた。
どんだけ強大な巨人になろうとしてたのよ…あのジジイは……ｯ
さすがに強すぎる風に私の足が地面を離れそうになったその時……
「助けは必要か」
貴「！！リヴァイ…！」
エレン「兵長…ｯ」
ジャン「A、1人で体はるんじゃねえよ！！」
ミカサ「協力すべきだった」
サシャ「縄の次は鎖引きちぎったんですかぁ？！」
コニー「なんでお前そんな怪力隠してたんだよ？！」
貴「………ｯ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです！！ばんばん更新しますねっ！ありがとうございますっ！ (12月1日 19時) (
レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です！夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました！！更新楽しみにお待ちしておりますね！！ (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年11月25日 6時
