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剣城「泣きすぎだ、A」
京介が、神童先輩が、天馬が…みんなが私を包んでくれる。
不安でも寂しくても頑張らなきゃ
みんなといればきっと大丈夫。
貴「守兄…ｯ」
待っててね…守兄。
絶対助けるから！！
その後、雷門中に戻って春姉の話によれば、
守兄はしんでしまったことになっているらしい
お葬式にも行ったらしいけど、もちろんそんな記憶は無い。
だって守兄は死んでないもん。
そして…ﾋﾟﾛﾝｯ…
貴「ん？修也兄からメールきた」
西園「修也兄って…」
松風「豪炎寺さん？」
サッカーの特訓を使用にも場所がなく困っていたところに、
修也兄からメールが届き
私たちは雷門から鉄塔広場へと向かった。
貴「修也兄！」ｷﾞｭｯ
豪炎寺「A、無事で何よりだ」
貴「修也兄！守兄が…守兄がね…」
豪炎寺「大丈夫、わかっている。」
貴「？？」
修也兄は抱きついた私の頭を撫でると、目線を天馬たちに移した。
松風「豪炎寺さん…」
豪炎寺「来たのはこれだけか？」
みんなが修也兄も歴史の改変の影響を受けているものだと、
少し強ばった。
もしかしたらサッカーを取り戻そうとしていることを止められるんじゃないかって。
でも、…私にはそうは見えないよ…
だって修也兄の手首に…“アレ”が見えた気がしたから…
豪炎寺「ここに来てもらったのは他でもない
円堂を助ける手伝いをしたい。
これ以上エルドラドによる歴史介入を許す訳には行かない」
フェイ「エルドラドを知っているんですか？！」
フェイの質問に修也兄は頷く。
フェイ「なぜあなたは歴史介入の影響を受けていないんです？」
豪炎寺「おそらくこのブレスレットのせいだ」
フェイ「タイムブレスレット！？」
松風「優一さんが持っていたのと同じだ！」
アルノ「確かにタイムブレスレットのようじゃなあ」
貴「(まーた急に来たよこのおじちゃん…)」
豪炎寺「アルノ博士ですね」
アルノ「タイムブレスレットには時間を超える力があるからタイムパラドックスによる影響を防御できるんじゃ」
フェイ「どうして、それを？」
豪炎寺「支援者Xが直接送り付けてきた…奇妙なメッセージとともにな」
そして、修也兄はブレスレットに触れ、送り付けられてきた時の映像を再生した
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作者名：猫まる | 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月21日 3時
