�◆敘Δ燭沺曠皀屬亙刃造棒犬�たいだけなのです

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どういたしまして。兵助がそう微笑んだのでモブ(・・)にダメージが入る。1コンボ。



兵助｢それとさっき言ったこと。なんでもするってやつ、しつこいようだけどいつまででも有効だから、ちゃんと考えておいてくれよな｣

『……はい、わかりました』



……厚意を断り続けるのも失礼にあたる、ってどっかの誰かが言っていた気がしたので今回ばかりは返事をした。

それに｢よろしい｣と微笑んだのでモブ(・・)にダメージが入る。2コンボ。

既に瀕死に近いので早くここから立ち去りたい。

では、と足を一歩進めたところで兵助が｢あ、｣と声を漏らしたので踵を返す。



『どうかしました？』

兵助｢あ、えっとその……俺、今日Aと仲良くなれて良かったよ。……っじゃあ！｣



颯爽と去っていくその背中と揺れる髪を見えなくなるまで見つめた。

全てにおいてイケメンすぎたのでモブにダメージが入る。3コンボ。き、決まったーーっ！トリプルコンボ！もうやめて！モブのライフはゼロよ〜！！

……なんて心の中のレフェリーが叫ぶ中私はその場に倒れ込んだ。勿論手中の桜は潰さないように。



なんですかアレ、争うことがバカバカしくなってくるくらいの尊さだったんですが？……というか私と兵助は仲良くなった認定？マジで？聞き間違いじゃない？



『…………色々ありすぎだよぉ』



モブの人生にまた濃い一ページが記録されてしまった。

いまだ起き上がることもせず、手中に収まっている美しい桜を見つめて呟いた。



『……食べちゃうの、勿体ないなぁ』

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