いいな…愛されてて。second story

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瑛一side






A。






俺ら鳳兄弟にとって、大切な存在であり、HE★VENSには欠かせない存在。






俺はAのした行動が理解できない。




あれからHE★VENSがおかしくなった。





仕事には支障は出ていないが、明らかにおかしい。





瑛二は練習に集中出来ていない。





綺羅はピアノでよくミスをするようになった。




ナギはハンバーグを食べたがるようになった。





ヴァンはたまに、本気ではなくなった。





シオンはAとたまに独り言で言うようになった。





大和は筋トレをサボるようになった。






な？これでも十分に変だろ？





お見舞いは各自言っているみたいだが、どいつも浮かない表情で帰ってくるばかりだ。






A、お前は愛を知らなかったな…。






俺は、お前に愛を与えているつもりだったのか？






親のかわりに瑛二とAに愛をさいてきたつもりだった。





俺達は兄弟だ。






相談してくれても良かったんじゃないか？






あいつは天才作曲家と言われているが、心の弱い奴だ。





…俺が先に気づいていれば？






Aは救えていたのか？






瑛二｢兄さん、夕食できたよ｣





瑛一｢…あぁ。｣





今日もAの料理は食べられないのか。

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