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『かーえろっ！緑間くん！高尾くん！』
緑｢俺は残る、まだシュート打ち足りないのだよ。｣
『じゃあ私も！』
高｢俺も！｣
部活終わりの体育館では男バスマネージャーと男バス2人がよく試合をしているのが見られる。
キセキの世代美しい緑間真太郎、キセキの世代の相棒で天然人たらし高尾和成と呼ばれる2人は秀徳高校間では有名だ。だが渡り合う技量とセンスを持つのにも関わらず、女バスに入らない美人マネージャー赤司Aという人物もまた、この高校では名物となっている。
女バス｢またやってるよあの3人！やばい緑間くんかっこいい、。｣
女バス｢高尾くん好き...。｣
女バス｢なんで赤司さん入ってくれないのまじかっこいい。｣
片付け中の女バスではいつもこの3人の話題でもちきりである。
『ほらまた緑間くんが爪研ぎ遅いから暗くなってる。』
帰り道はやっぱり3人しか残っていなくて体育館の鍵を閉めて帰る。
緑｢いや、高尾がスポーツドリンク飲むから...｣
高｢いや真ちゃん！逃れられないからw｣
『高尾くんがスポドリ飲んでたからはちょっと弱いって！ww』
最近3人で帰るようになってからは緑間くんのいいところや、可愛いところが沢山見えるようになってきて諦められないというのが最近の悩み。
緑｢俺はこっちなのだよ、またな、赤司、高尾。｣
高｢『またねー(なー)』｣
曲がり角を曲がると、ふと思い付いたように高尾くんが話し出す。
高｢明日デート行かね？｣
『デート？ってリア充がいちゃこらするやつだよね？』
高｢俺ら一応付き合ってる訳だし、傷心を癒す的なねぇー。｣
『私の傷口に塩を塗りたいだけなら今ここで捻るけど。』
そう言って高尾くんの首に右手を回し軽く絞める。
高｢いででででで！ごめんってww｣
パッと高尾の首から腕を離す。
『明日、だよね？行く。』
高｢ショッピングモールいこ、駅前で待ち合わせるか。｣
『楽しみ、ありがとう高尾くん。』
優しいなぁ、ほんと私の親友は。
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作者名：みづぉ | 作成日時：2021年8月29日 1時
