ピュア 33 ページ37
虎杖side
あー暇だな…
伏黒も釘崎も見当たんねぇし、どこいったんだ?ただでさえ人の少ない高専なのにより人気がなくなった気が…
体でも動かすか、と室内訓練場に向かってる時に聞こえてきたいつもの騒がしさ
「ぎゃッ!?悟…許さん…私のかりゃあげくん食ったなー!!?」
「いーじゃんちょっとくらいー!」
「良いわけないでしょ!!?悟のちょっとはちょっとじゃないんだよ!!実際3つも食べた!!!」
そりゃ怒るわ。かりゃあげくん3つも食われんのはなぁ…
って、そうじゃないそうじゃない。これは、暇を潰すチャンスなのでは…!!?
あ、でも2人忙しいか…?
ま、言ってみるか!
「五条せんせー!有馬さーん!」
「おっ、悠仁」
「悠仁くん!」
「2人で何してんの?」
「2人で任務行ってきた帰り」
「えっ、そんなに難しい任務だったの?」
「違う違う、ダブルブッキングってやつ」
どうやら何かしらの手違いで2人が同じ任務に向かうことになったらしい
この2人が行くとか、相手がカワイソすぎる
「あ、そういやさ」
「うん?」
「有馬さんてさ、高専卒業してからもずっと呪術師してんの?」
「え、なんで」
「ナナミンて一回会社に勤めてたんでしょ?有馬さんは高専の時からナナミンのこと好きなのに続けられたのかなーって」
「あー、そういうこと」
「それがねぇ、悠仁の言う通りAはグレちゃったんだよー」
「そーなの!?」
「あ"っ、勝手に言うな!」
へー!
てか、グレる???
「あ"ぁん?何見とんじゃワレェ」みたいな感じかな…
「Aは卒業したあと詐欺師やってたんだよ」
「ふーん……………え?」
「いやぁ、お恥ずかしい」
「たまたま七海が戻ってくるってことだったから声かけてみたらすんなりこっち戻って来ちゃってさー」
え、
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?!!?
何してんの?詐欺師?詐欺師って、あの騙してお金取るやつ???
「まー、人には言えないお仕事してましたね」
「結構やり手だったんだよ?全然警察にも捕まらないしさ」
「えへっ」
「ぜ、全然想像できない……」
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みみ - 将来的に死んでくれって漫画とおんなじですね!! (9月29日 12時) (レス) @page2 id: a8accb6bdd (このIDを非表示/違反報告)
雫 - ありすぎて恥と思っていない、その境地を恥と思えよ…墜落JKと廃人教師ネタ!?すき… (2022年5月14日 10時) (レス) @page32 id: 9ed70eacbe (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 宮さん» アフターストーリー!!!こちらの作品面白かったのでとっても楽しみです♡♡ (2022年3月8日 23時) (レス) id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
宮(プロフ) - souさん» ありがとうございます!数ある作品の中からこの作品を選んで読んでくださったこと、とってもとっても嬉しくて感謝の気持ちでいっぱいです!アフターストーリーとしてちょっとしたお話も続編で書こうかな、と考えています。よろしければそちらもよろしくお願いいたします (2022年3月8日 23時) (レス) id: 7e744ae5d4 (このIDを非表示/違反報告)
宮(プロフ) - 姫雨さん» ありがとうございます!完結させられたことにとても達成感を感じると共に、読んでくださったみなさんへ感謝の気持ちでいっぱいです。続編ですが、アフターストーリーとして今ネタは結構あるんですけどそれを書くのがなかなか……… 近々出すのでよろしくお願いします! (2022年3月8日 23時) (レス) @page50 id: 7e744ae5d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宮 | 作成日時:2021年1月21日 11時