23.金属器使いVS魔道士 ページ23
[no side]
まず先手に出たのはA。
見えない刀をラサナに振り回し、
ラサナも見えない刀でかなりおされる。
ラサナ「くっ舐めるなよ!?
ハルハール・インフィガール(熱の双拳)!!」
A「ふっ」
ラサナ「なっ…………!?」
Aは飛んできた炎を
真っ二つに刀で斬った。
ラサナ「フラーシュ(光線)!!」
光の技も軽々しく避けた。
_観客席_
紅明「A殿かなりお強いのですね。」
紅覇「すっげぇ…。
だっていくら金属器使ってるって言ったって、
刀を隠してるだけ。
それで魔道士と互角なんて。」
__________
[A]
A「なるほどね。
貴方、魔道士だったんだ。」
相手の技も大体知れたし、
もう勝ったも同然。
ラサナ「っち……!
金属器使いの癖に魔道士の真似事をしやがって!
気に食わないわ!!」
ラサナが杖に
魔力を集中しだした。
A「なっ………何…
この魔力は……?!」
ラサナ「アスフアル、フラーシュ、
ラムズ……!!」
何やら丸っこい
小さい物体が目の前に飛んできた。
こんな小さいの斬って………!?
待って…!!
これは斬っては駄目!!
高魔力を感じる
逃げなきゃ………!!
慌てて距離をとったが、
一足遅かった。
バーーーーン!!!
目の前で異常なくらい
大きな爆発が起こった。
A「ぐはっ…………!!」
闘技場の壁まで吹き飛ばされてしまった。
何………この魔法は……
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作者名:花月 | 作成日時:2020年9月23日 3時