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[A]
ブルルルルルルル!!
A「はっ!!ここは…!?」
聞き覚えのある目覚ましの音が鳴り、
慌てて目を覚ましたら、自分のベッドにいた。
あれ!?私…確か大きな怪我をして死んだんじゃ…
ん?大きな怪我…?
大きな怪我をしたという記憶だけはあるが、どこでどんな状況でそうなったのか全く思い出せない。
そもそも私なんでこんなに目から涙が出てるの?
顔には涙が溢れ出ていてぐしゃぐしゃだ。
何か…あったっけ?
あれ、私なんの夢を見ていたんだったっけ…
さっきまで覚えていたことも思い出せない。
A「夢…だったのかな…?なんの夢を見ていたっけ…。」
ブルルルルルルル!!!
あっ!2個目に掛けてた目覚ましも鳴った!
慌てて時計を見ればもう家を出ないといけない時間!
行けない!大学に遅刻する!!
慌てて用意をして家をかけでた。
いつも通り駅まで慌てて走り、
ギリギリで一限の授業に間に合い、仲の良い友達と沢山笑って、そのまま居酒屋へ飲みに行ったり、とても楽しかった。
とっても楽しくて幸せで、いつも通りの日常なのに…何かが足りない気がする……
居酒屋から家に着き、ぼーっと床に座った。
私っていつも1人で行動してたっけ…?
何か大切なことを忘れている気がするけど、
思い出せない…
そう考えた時、頭痛がした。
A「いっ……!」
その瞬間周りが真っ暗になり、
暗闇の中私1人…。
A「ここはどこ…」
暗くて何も見えない…怖いよ…
夢かな?また目を覚まさなきゃ
だけど、覚めたらいけない気がする…
何かをここで思い出さないといけないような気が…
そんな時、暗闇の中に一筋の光が現れた。
光と一緒に誰かの傷だらけで鍛えられた手が私を引っ張った。
A「貴方は………」
手だけは見えるけど、顔が見えない。
不死川「探したんだぞォ。あれ程俺と一緒に行動しろって言ったのによォ。」
この声…知っている…
私にいつも稽古を教えてくれた人。私といつも一緒に行動していた人…私の愛している人………不死川さんだ。
やっと思い出した…思い出せた…
不死川さんは微笑み
不死川「ったく時間かけさせるなァ。今までもこれからもずっと2人だからなァ。」
A「はいっ!!」
そう言って私は不死川さんの手を握った。
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美月(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!後、細かいようですが、厨房会議ではなく柱合会議ですよ! (2020年5月19日 15時) (レス) id: d560ff43cd (このIDを非表示/違反報告)
花月(プロフ) - こすもす。さん» わぁぁ!そう言って頂けると本当に嬉しいです(><)ありがとうございます!!最近更新が止まってますがまた書き始めて行くので是非楽しんで見てくださると嬉しいです!! (2020年4月24日 3時) (レス) id: 728947fc11 (このIDを非表示/違反報告)
こすもす。 - 実弥推しになりそう、!めっちゃ話の内容好きです!作者様、書いてくれてありがとうございます! (2020年4月23日 0時) (レス) id: f30f25af72 (このIDを非表示/違反報告)
花月(プロフ) - 夢世_yumese_さん» あぁぁ!すみません!気づきませんでした。教えてくださってありがとうございます!! (2020年2月9日 13時) (レス) id: 728947fc11 (このIDを非表示/違反報告)
夢世_yumese_(プロフ) - オリジナルフラグ外しましょう! 違反報告される場合があります。 (2020年2月9日 13時) (レス) id: 093bdce514 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花月 | 作成日時:2020年2月8日 18時