32話1日遅れの…… ページ34
リナリー「あ、そういえば…昨日って神田の誕生日だったわ……」
食堂でみんなで昼食をとっていたら、ふと思い出したようにリナリーさんが口を開いた
ラビ「言われてみれば…。うっかりしてたさ」
しまった、という顔をするラビさん
貴「あ、でも神田さんって一昨日から任務に行ってて帰ってくるのは今日の夜…ですよね」
たしかヨーロッパの方…パリ?にイノセンスを回収しに行ってるはず…
リナリー「そ、そうだったわね!!よし、今から急いで準備しちゃいましょう!」
私の言葉にパアッと顔を明るくしたリナリーさん
ラビ「そ、そうさね!今からならなんとか間に合うさ!!」
ラビさんもそれにつられたように笑みを見せる
アレン「そうですね…。正直神田を祝うなんて乗り気じゃありませんが、誕生日くらいは祝っておきますか…」
うわ、アレン 顔が死んでるよ…!
貴「と、とにかく神田さんが帰ってくる前になんとかしましょう!!」
そんなこんなで神田さんの誕生日パーティーの準備が早急に行われることになった
リナリー「誰かプレゼント買ってきて!」
貴「ジェリーさんが神田さん用に甘くないケーキを作ってくれました!」
アレン「えぇ、甘くないケーキなんてケーキじゃないよ」
ラビ「アレン、お前の誕生日じゃないさ…。つーか、パーティー帽買ってきたの誰?」
リーバー「おい、みんな急げ!もう神田が帰って来ちまうぞ!」
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神田「おいコムイ、パリにイノセンスは無かったぜ。これ報告書だ…って、コムイ?」
夜になり教団に帰って来た神田が司令室に向ったが そこには誰もいなかった
神田「ちっ…。どこ行きやがったあの巻き毛。他の奴らも見当たらねェし…」
と、神田がブツブツ言いながら食堂の扉を開けると…
「「ハッピーバースデー、神田!!」」
盛大なクラッカーと共に団員全員が声を揃える
リナリー「お誕生日おめでとう、神田。これはプレゼントよ!」
半日前まで忘れていたのにそれを感じさせないほどの清々しい笑顔でそう言うリナリー
貴「お、おめでとうございます!」
戸惑いながらもニコッと笑顔で誕生日を祝うA
それに対し ポカーンとした顔をしている神田
ラビ「あれ、その反応はまさか忘れてた?」
神田「…そのまさかだ」
アレン「まったく、だからパッツン神田は…」
神田「てめぇ、もう一回いってみろ」
リナリー「喧嘩しないの!」
何はともあれ、神田 お誕生日おめでとう!
1日遅れてごめんなさい!
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きなこもち(プロフ) - めありぃぃさん» ずっと前の作品に目を通して頂いて感想まで頂けたの嬉しすぎてつい声が出ちゃいました!ありがとうございますっ!!!! (2021年5月30日 16時) (レス) id: 8cb9599803 (このIDを非表示/違反報告)
めありぃぃ - シスコン設定、神すぎましたっっ!! (2021年5月30日 12時) (レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - ミルクさん» そうですね、最後は思い切り設定重視で!wミルクさん、たくさんのコメ本当にありがとうございました!嬉しかったです!よろしければ新作の方も……よろしくお願いしますっ…! (2015年7月26日 11時) (レス) id: d6a64bf75c (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - 沢音さん» ありがとうございます!そういう風に思ってもらえたなら幸いです!キャラ崩壊やばかったんですけどね…wよろしければ新作の学パロの方も…よろしくお願いします……! (2015年7月26日 11時) (レス) id: d6a64bf75c (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - 梨華子さん» あぁぁ、嬉しいコメありがとうございますっ!こんな駄作ですけど、これからも…よろしくお願いします…!Dグレの新作、駄作なんですけど作ってみました…。よろしければそちらも…。駄作ですけど…… (2015年7月26日 11時) (レス) id: d6a64bf75c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きなこもち | 作成日時:2015年3月19日 23時