黒の教団の入団者は アレンの双子の妹でした【Dグレ】

14話準備 ページ16

貴「お腹空いちゃった…」

教団に来て 1日が経った

とりあえず 自分の部屋の場所と食堂、司令室と談話室の場所はなんとか覚えた

貴「クリア、フレア 食堂行こっか！」

私は2匹に声をかけながら扉のドアを開けた

フレアは行方不明かと思ってたが アレンのティム キャンピーと一緒にいるところを無事発見した

(先日神田に怒った時 アレンのことを一度呼び捨てにした時 アレンからお兄ちゃんはつけなくていいと言われ、それからフツーにアレンと呼ぶようになりました)


貴「食堂は……こっち！」

そう言ってルンルン気分で食堂へ向かおうとした……が

リナリー「A！？食堂に行くの…？」

貴「リナリーさん、おはようございます！はい、お腹空いちゃって…。リナリーさんも良かったら一緒に……」

リナリー「ダメ！今は行っちゃダメよ！」

すごい険相で止められた

貴「……どうして？」

リナリー「えっと…神田とアレン君が！喧嘩してるみたいで…！巻き込まれちゃうから…！」

貴「またあの神田さん！？アレンのこと もやしとか言ってませんか！？よし、私も援護しに行かなきゃ……！」

リナリー「(Aもブラコンだったんだ！忘れてた…)あ、でももう喧嘩は終わったみたいよ…？今は後片付けかしら…。とにかく 食堂には行っちゃダメよ！」

なんでリナリーさん、そんなに食堂に行かせてくれないんだろう……

貴「でも お腹空いちゃってるんです…」

上目遣いでウルウルとリナリーに訴えるAに(本人無自覚)リナリーはノックアウト←

リナリー「そ そうよね！でも私もやらなきゃいけないことあって……。よし、ラビに街に連れてってもらって好きなもの奢ってもらうといいわ。ラビーー！」

たまたますれ違ったラビさんにリナリーさんが声をかけ、事情を説明する

ラビ「了解さ！じゃ、A、早速行くさ」

貴「はい！あの…このこと、アレンには内密でお願い出来ますか？」

リナリー・ラビ「「どうして(さ)？」

貴「アレンにラビさんとは絶対二人きりになっちゃいけないって言われてて…」

私の言葉にピキッと固まる2人

リナリー(アレン君、重症すぎるっ……！)

ラビ(バレたらオレ アレンに殺される…？)

貴「どうしました？バレなければ大丈夫ですから！ラビさん、行きましょ！」


というわけでAとラビは2人で街に行くことに……



リナリー(まぁ 食堂から遠ざけられたからオッケーね)

リナリーはひとり、胸を撫で下ろした

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