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「なんだー、なんか大人な雰囲気でお似合いだったから、付き合ってるのかと思っちゃった！」
「…確かに、セブと私は似てるかも」
アビーの言葉にそう頷けば、
「私も2人は雰囲気が似てるな！！って思ってたの。お似合いかもね！！」
無邪気に答えたのはリリー。
これではセブが気の毒だ。あんなにも過保護にリリーのことを一途に想っているのに、当の本人は気づいてすらいないのかも、
「お友達として、ね。
恋人とかそういうのはまだ全然分からない」
「みんなそうよ。私だって分からないわ」
賛同してくれたのはゾーイ。
美味しそうなオムレツを器用に切りながら。
「んむぅ…そういうもんだよぉ」
ご飯を詰め込みながら、ライラも頷く。
ライラはきっと食べることが好きなんだろうな。
Aも目の前にある料理の中から好きなものを選んで食べることにした。こんがり焼けているパンが美味しそうだったので、手に取った。
「それより、今日は魔法薬学の授業よ。私、こういうのはちょっと苦手なの」
得意そうに見えるゾーイが弱音を吐く。
「嘘！ゾーイ多分得意だよー！」
アビーが目をぱっちり開いて言う。
「やってみなきゃわかんないよぉ〜」
のんびり答えたライラに首を縦に振って賛同するリリー。
「大丈夫、みんな初めて」
そう優しく答えたAだったが、フィガロに教えてもらっていたことがあるので、案外得意だったりするのだ。あくまで、授業では初めてのフリをしなくては。
魔法薬に触れる機会のないマグルの娘がスラスラと調合できてしまったら、みんな疑うしかないだろうし、何より目立ってしまう。
Aが目立って、フィガロを危険に晒すのだけは避けたい。
「ブラック家」のご子息もいるのだから。
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霞(プロフ) - raitisayaseさん» 遅くなりました💦コメントありがとうございます！嬉しいです、カメさんですが頑張ります！！ (2022年9月20日 21時) (
レス) id: 15ecf1a3d4 (このIDを非表示/違反報告)
raitisayase(プロフ) - 続が楽しみです！頑張って下さい。 (2021年12月4日 21時) (レス) @page34 id: 9634a3802d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霞 | 作成日時：2021年1月10日 13時
