4P.入学式 ページ6
3日飛んで入学式がやってきた。
明日からは激しい勧誘戦争が
始まることだろう。
まぁ、わたし達の中に生徒会長をしていたり
成績トップなんて人はいないから
私の家にみんなが来てるだけなんだけど←
ゆ「でもよ、キセキの世代って
生意気とか言うよな」
確かに……。
も「大人しくって素直なやつ
だったらいいよな……」
森山さん、それフラグですw
こ「ホントだよな……まぁ、でも」
4人「無理だろ/でしょ」
綺麗にハモったことに驚いた。
ゆ「おとなしくなかったとしてもウチの糧
になる事は確かだ。頼るしかねぇよ」
真面目な顔で語るゆきに、
も「そりゃ、そうだが…」
森山さんも同意してるけど……微妙そうだね(笑)
こ「モデルしてるみたいだし、練習出来るか
怪しいよね」
と、小堀さんは苦笑いを零した。
あ「それでも、今年こそ、勝つんだよ」
私のその言葉にみんな驚いたが
すぐに笑顔になり
当たり前だ
と答えた。
黄瀬さん、か……。
気難しい人じゃないといいな…。
一人、私は思う。
キセキの世代が入ることで
妬み、恨む人がいるのではないか、と。
信用していないわけじゃない。
でも
そう考えてしまう。
昔からの悪い癖。
ゆ「A?」
も「Aちゃん、大丈夫?」
心配そうにのぞき込む3つの顔が目の前にあった
正直、びっくりして後ろに下がってしまった。
あ「大丈夫、大丈夫!!
ちょっとぼーっとしてた」
わたしはそういい、ストバス行こうよ
とつけ加える。
みんな笑顔でそうだな、と言ってくれた。
も「今日もAちゃんのために3P決める!」
ゆ「手出したらシバくぞ、森山」
も「シバくてくれたって構わない(*`ω´*)ドヤッ」
森山さん、ドヤらないで(笑)
そうした賑やかな会話を聞きながら
ストバスコートに向かうのだった。
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作者名:こんがり狐色 | 作成日時:2014年12月13日 23時