17話目 ページ19
「んっ…ふぁ〜…」
朝6:30
目覚ましの鳴る音で目を覚ました
ぐっと伸びをして、上半身を起こす
隣には39歳の男性とは思えない、子どものような可愛い寝顔。頭を優しく撫でると、
紘「んー…ん」
その手をギュッと掴んだ
「ぷっ…ふふっ」
今日は12/18
肌寒く、外は白く雪が積もり始めていた
カーディガンを羽織り、朝ごはんを作る為キッチンへと向かう
私の仕事は9:00からだが、下野さんはお昼から
目玉焼きを焼いて、味噌汁とサラダを作る
下野さん曰く、ご飯には絶対に味噌汁ないとーって
だから時間がなくても、簡単に作ることが癖に
お豆腐となめこ、大根の葉を入れて味噌を入れる
その間にできた目玉焼きを皿にうつし、サラダを盛る
気づけば、時計は7:00を過ぎていた
テレビをつけ、寝室で今だ寝ている彼の元へ行く
昨日は遅くまで仕事だったみたいで、帰ってきたのは日付けが変わった頃
寝室のドアを開けようとした所で、
『まだ寝かせておこう』
と行くのをやめた
一人テーブルに座り、朝のニュースを見ながらご飯を食べる
7:30を過ぎ、ソファに移動してコーヒーを飲んでいると、ガチャりとドアの開く音が聞こえた
肩に重みを感じると、彼の頭が乗っかっていた
紘「…起こしてよかったのに」
「いいよー。お疲れでしょ」
紘「俺が一緒にいたかったの…」
グリグリと額を肩に擦り付け、首に腕を回す
「今日、お昼からでしょ?ちゃんと朝ごはん食べてね」
紘「んー…食べる」
まだ寝ぼけているのか、少し子どもっぽい
「下野さん?ここで寝ないでね?」
紘「ん…大、丈夫…」
「ちょ、ほんとに、立ったままなんだから」
段々と重量がのしかかり睡魔が襲っている事が分かった。少し焦り、彼の頭をポンポン叩いた
「下野さん、ベッド」
紘「…んっ、んぅ…」
「もうっ…紘さん。起きて」
その時、ピクリと彼の身体が揺れムクリと起き上がった
紘「それは…ズルいよ」
「やーっと起きた。眠いならベッド」
紘「じゃぁもっかい呼んで。」
イタズラ顔になり、首を傾げる姿が物凄く愛らしい
「…紘さ…んッ」
後頭部に手が回り、暖かい手が頬に添えられた
「ちょ…んぅッ…」
紘「ん…」
彼との距離が少し離れると、「ははッ」と笑う
紘「今度からそー呼んでよ。なんなら、呼び捨てでね?」
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蜂蜜色(プロフ) - 白華さん» ありがとうございます〜! (2020年6月26日 18時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - 蜂蜜色さん» 私もそまくん好きです!!出番増やしますー!! (2020年6月25日 23時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - 白華さん» 梶さんと壮馬くんと花江さんと下野さんが推しです〜!もう天国、、!ね (2020年6月25日 18時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - 蜂蜜色さん» 好きな声優さんいましたか!?そう言って頂けてよかったです!(泣 (2020年6月25日 13時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - おぅふ← めちゃくちゃ尊い、、、!大好きな声優さんと関わってるなんて、、、! (2020年6月24日 22時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白華 | 作成日時:2020年1月30日 19時