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「ハァ、ハァ…アンタもしつけーな、いい加減そこどいちゃくれねーかィ」
「拒否。当機は主 南尾景綱( より、何人たりともこの先へ通すべからずと命( を与えられています。此処を通りたくば、当機を破壊するより他にありません」
今俺の目の前に居る敵は、手に刀と機関銃を携えた一人の女。
〜絡繰少女はドS青年の夢を見るか?〜
人ならざる者 ページ1
噎せ返るような血の匂いと、既に心臓を動かすことを辞めた元人間の山。
その中には俺が斬った敵も、敵に斬られて事切れた味方も入り混じってる。
そんな見慣れた光景の中で、俺は独り刀を振るっていた。
「ハァ、ハァ…アンタもしつけーな、いい加減そこどいちゃくれねーかィ」
「拒否。当機は
今俺の目の前に居る敵は、手に刀と機関銃を携えた一人の女。
こいつがめっぽう強くて、俺は敵の大将首を取ることができずに居た。
一緒に来た他の隊士5人は全員こいつに殺られちまって、残ってんのは俺ただ独り。
これ以上被害を広げるわけにもいかねーから、下手に増援も呼べねェ。
半端な奴が来たって周りの奴らと同じ道を辿るだけだ。
力いっぱい振るった刀もあっさり受け止められ、弾かれる。
さっきから延々その繰り返しで、光明の一つも見えやしねェ。
情けねー話だ。
剣の腕じゃ真選組一と謳われる俺が、こんな女一人に手も足も出ねーたァ。
…いや、女って言うのは語弊があるかもしれねェ。
何故ならそいつは女の恰好はしちゃいるが…人間じゃねーからだ。
〜絡繰少女はドS青年の夢を見るか?〜
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影咲 遥(プロフ) - mihotanakahijikさん» 応援コメントありがとうございます!何気に今作初コメントでテンションが上がっ…ゲフンゲフン。仕事が忙しい関係で更新が滞ることもありますが、少なくとも2日に1回は更新できるようにしたいと思っております。出来る限り頑張りますので長い目で見守ってやって下さい! (2019年9月27日 22時) (レス) id: d73cf733f9 (このIDを非表示/違反報告)
mihotanakahijik(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです…これからも頑張ってください! (2019年9月26日 7時) (レス) id: 3371577f77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:影咲 遥 | 作成日時:2019年9月1日 20時