【銀魂】絡繰少女はドS青年の夢を見るか？【沖田総悟】

戦道具 ページ5

「ってことでさァ。俺らに攻撃してきたのも全部南尾の命令、こいつ自身の意思じゃねェ。それにこいつ、戦闘用のからくりらしいんでさァ。俺と互角以上に戦り合えるからくりを手元に置いときゃ、真選組の戦力増強になると思いやせん?」

「そりゃ、てめーが苦戦するレベルの奴を使えりゃ真選組(うち)の戦力増強にはなるだろうが…そいつが敵に回らねー保障も何処にもねーだろうが」

「こいつさっき言ってたでしょう。こいつ自身に危害加えなきゃ敵対する理由はねーって。逆にこいつをしょっ引こうとすりゃ、危害加えたって認識されかねねェ。味方に引き込むのが最善でさァ」

「…そいつが万一俺らに牙を剥いたらどーすんだ」

「そんときゃ責任持って俺がぶっ壊しやす。管理も俺がするんで、その辺も心配ありやせん」


隊士(仲間)達を殺したことに関しちゃ思うとこがねェわけでもねーが、最強のからくり兵器を従順な犬にできるんなら目を瞑(つむ)んのも悪くはねーだろう。
何せこいつはただの機械人形、どんだけコキ使おうがぶっ壊れようが構いやしねーんだから。

こいつが殺した隊士(仲間)の分をこいつに働かせて穴埋めすんのは理に適ってる。


「……全責任はてめーが持てよ、何かあっても知らねーからな」

「へーへー、わかってまさァ」

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