『四ツ目神×あんスタ』僕達の彼岸花 (ページ10)

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出発前夜ページ10

いばらside

夢ノ咲学院…出来ることなら行きたくなかったけどな…仕方ない

えっと…霊符も一応持っていこう
あと…狐面と筆と札…。

あの時自。殺したけど…。時間的にはまだ半年ぐらいなんだよな…。多分…バレるか

最悪…しらを切る！！？？←

あっ！霊符作っとかなくちゃ！

集中しなくちゃ…。

『…。』

ｶﾞﾗｯ

｢いばら…。｣

『あっ…どーしたの？悠真』

｢聞きたい事があってさ｣

『いいよ～？いばらチャンになんでも聞いて！』

｢あの…いばらが…自。殺した理由…。｣

あぁ…なるほどね。知らない人は気になるよね

『ただ…世界がつまらなかったから…かな？』

｢？？｣

悠真は黙って聞いている

『僕ね、極度の幸運体質なんだ。僕にいい事が起きると周りの人に不運が起こる』

『周りの運を奪ってるから運がいいんだって言われてさ。』

｢…。｣

『事故があったの…。僕はその時用事があって先に帰ってたんだけどね。』

『引かれそうになったあかりをみことが庇ったの…。結局2人とも死んじゃったけどね』

『次の日学校に行ってから知ったの。』

『そしたら。僕と一緒に居たからだって。僕が2人の運を取ったから』

『僕と居ると不幸になる。』

『皆そう言って近寄らなくなった』

『みこととあかりが居なくてつまらなかったし。そんな学院も飽きてきてたから』

『だから自。殺したの』

『どう？？この話を聞いて…気持ち悪い？』

ｷﾞｭ

は？

｢…。｣

『悠真？？どーしたの？？』

｢なんでもない｣

『そ～ですか～』

多分…悠真は優しいから…慰めてくれようとしてるんだよね

『ありがと』

｢ん…。｣

｢お前さ…これ全部書いてたの？｣

『あぁ…霊符ね。きっと使うから、それでも足りないと思うけどね(笑)』

｢そんなんじゃ明日もたないぞ。今日は寝ろ｣

『え～』

｢寝るまで見張ってる｣

『それなら一緒寝よ？？』

｢いいけど…｣

ｺﾞｿｺﾞｿ

2人で布団に潜り込む

『おやすみ…悠真』

｢おやすみ｣

『｢暖かい…｣』