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大きな壁に守られて平和だと感じてた









それは一瞬にして壊される





「巨人が来たぞ!!」



「逃げろ!!」









沢山の騒がしい声が聞こえる




そう。安全だと思っていた壁は壊され、巨人が入ってきたのだ






母「A、お母さんはいいから早く逃げなさい」


貴方「やだやだやだ!!なんで大切な親を置いて逃げなきゃいけないの?」



私の頑固な態度にお母さんは困った顔をする



母「私が喘息を持ってること、Aは知ってるでしょう?どんなに巨人から逃げようと頑張っても、途中で呼吸が苦しくなって走りきれない。」


貴方「でも…」



母「私のせいで足でまといになってAも一緒に死んでしまうなんて一生後悔する。だからお願い、Aは早く安全な所に逃げなさい」



お母さんはいつになく真剣な表情をしていた



1番いいのは2人で逃げ切ること


でもその確率は高くないのだ



それでも動かない足


体もお母さんを置いて逃げることを拒んでいる



貴方「嫌…((母「A、言うことを聞きなさい!!」



ビクッ



初めて聞いた母の大きな声に少し驚き、何も言えなかった






ドシン…ドシン…


嫌な予感のする足音…



嫌な予感のする大きな手の影…




貴方「お母さんっっっっ!!!!!!」





お母さんはあっけなく巨人に捕まえられてしまった



それでも怖がる顔を見せず、私に向かって微笑んでいた






貴方「っっっ!!」




その瞬間、気持ちの悪い音と共に血しぶきが上がった



貴方「お母さん…お母さんを返せーーーー!!」




もう何も考えてなかった


頭の中はお母さんを食べた巨人への怒りのみ



無我夢中でその巨人に向かって走り、巨人の足を何度も何度もグーで殴った




貴方「なんで…なんで…お母さんを食べるんだよ!!!大切な家族の1人だったのに!!」




巨人に私なんかの攻撃が効くわけが無い



分かってても怒りはおさまらなかった






…とその時


その巨人と目が合った



ニヤニヤしている巨人



冷や汗が流れ落ちる




そして私の腰に巨人の手が伸びていくのが分かった




貴方「あ…あぁ……」


終わった

私も死ぬんだ…








その時、さっと空から何者かが通った




リ「バカか。死にてぇのか」

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みゆこ - リヴァイかっこいい≧◇≦ (2022年8月13日 15時) (レス) @page5 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
半地 - 良いですね!!めっちゃ好きです!見習いますm(__)m続き楽しみにしてます❢ (2022年8月8日 16時) (レス) @page5 id: 451b7a35bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もっぴぃ | 作成日時:2021年9月18日 16時

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