【銀魂】七 よく考えてみれば元攘夷志士の私が真選組総長してるってヤバい

第三百十八訓【吉原編】 ページ31

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カンカン！！








「よぉ、待たせちまったな。」









苦無をすべて弾きながら颯爽と登場してきたのは白髪の侍だった。ん？銀時だ。あれ、銀時！？

よくよく見ると赤髪の女の子は神楽ちゃん。もうひとりは新八君。なんで気づかなかったんだろ。







新八「あの銀さん。さ、刺さってます。」






颯爽と登場してきたのは良いが
月詠が投げた苦無が盛大におでこに刺さってる。

銀時はえ、何が？といいながらこっそり苦無を抜いたが、バレバレだ。完全に見えてたよ。






新八「いや、今完全に刺さってましたよね。大丈夫ですか？」

銀時「え、何言ってんの。
刺さってねーよ何も、ほら。」

新八「あの血だらけだし。
無理しないで下さい、大丈夫ですか？」







向こうは向こうで何だか混乱してるが、こっちもこっちで混乱してる。このまま攻撃するべきか見守るべきか。あの月詠がかなり困ってる、私も困ってるどうしよう。






銀時「いい加減にしろよお前ェェェ！！
刺さってないって刺さってる本人が言ってんだから刺さってねーって事でいいだろ！？」

新八「今認めましたよね。」






いよいよ月詠から汗が出始めた。






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