☆【あんスタ】お悩み相談教室☆

〜クラスが居心地悪い〜 ページ24

『5月の下旬ですね♪ そろそろクラスメイトの名前は全員言えるようになったでしょうか？？
そんな慣れ始めた今だからこそ、改めてクラスについてお話ししようと思います、拍手！』



「二連続だぞ〜☆」


「Marvelous！！とうとう念願の初登場です♪」


『あれ、瀬名先輩、司くん出してあげたんですか？』

「かさくん、ちゃ〜んとダイエット頑張ったもんねぇ、だからご褒美」

「確かにいつもよりシュッとしてるネ」

「あ、魔法使いの小僧！！」

レオ先輩が指差した先にはクスッと小さな笑みを浮かべている逆先君がいた。


「どうやら僕以外は全員騎士達のようだネ、お手柔らかに頼むよ」


「おぉっ、またknights囲みか！！リッツがいたら完璧だったんだけどなぁ〜」


「くまくんは最近寝不足だからパスだってね」


『えーっと、一応紹介すると今回のゲストは瀬名先輩、月永先輩、逆先君と司くんです！』

「ちょっと、なんでかさくんだけ下の名前なわけ？」

「それは、司とproducerの親密度なら当然ですよ♪」

誇らしげな顔でいう司を見て、やっぱあざといなぁと思いつつ末っ子キャラは憎めないなぁと感心する。


「なにそれ、じゃあ俺とは仲良くないってこと？A」

笑顔で聞いてくる瀬名先輩、でも目は笑ってなくて怖い

『いや、瀬名先輩は先輩なのでなんか悪いかなぁーって』


「ふぅん…まぁいいや。で、今回のお題は？」

『はい！冒頭で少し紹介したようにクラスについてです。新しいクラスになかなか溶け込めず、それどころか少し距離を置かれたり、机を離されたり、いわゆるハブにあっていて、相談者さんは些細なことだと仰っていますが、大変な辛い思いをされているようたなす。

で、どうやってこの状況を改善しようかと…って司くん？？」

目を向けるとなんか司くんが燃え上がっていた。

「ありえない、お姉さまをハブるなんて…！！
お姉さま、間違ってもどうか自分を責めるなんてことは絶対しないでくださいね、
お姉さまになんかあったら司は…」

「はいはい、落ち着いて。今癇癪起こしてもしょうがないでしょ？？」

こうやって司くんをなだめてる瀬名先輩を見るとやっぱ先輩後輩なんだなぁって思う。



「でも自分を責めないってことは大事だネ」


「お前些細なことって言ってたけど、無視とか、机離されたりするのって十分辛いと思けどなぁ。
お前はもっと我慢しなくていいと思うぞ」


無視とか悪口って錆びたナイフみたいに人の心を傷つけるんだよね。

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