〜他人の目が怖い�掘� ページ13
『だって、例えば一人に嫌われる。その子に愚痴を拡散される。するとクラスメイトから嫌われる。いじめられる。怖すぎます！！』
「そ、そんなもんなんだ。 女社会って…。」
遊木君がヒエッって感じでつぶやいた。
『女社会は闇が深いのです。空気読んでニコニコしてなくっちゃ。陰口なんて一瞬で広まりますからね。」
「それ、しんどくない？」
『へ？』
「そんな噂で信頼関係すぐ崩れるようなやつなんて元からいないようなもんでしょ。」
「それは…、でも、愚痴られるようなことした私が悪いわけであって、」
「なんでそうやって決めつけるわけ？
周りの奴らが神様なわけ？違うでしょ。」
それは、そう…かもしれない。
でも、そんな風にしてたら
「友達いなくなっちゃうじゃないですか！！」
「そんなん最初からあてにするなってこと。
そんな奴らのご機嫌とってなんの価値があるわけ？
自分をしっかり持ちなよね。
俺はそうやって生きて、いま信頼できるやつがいるから、他はどーでもいいの。」
そういった瀬名先輩は少し赤くなっていた。目があったらちょっと照れ臭そうに笑ってくれた。
もしかして信頼できるやつって思ってもらえてるのかな、私。
でも、そんなに私は瀬名先輩みたいに強くないし、
人がいなきゃ生きてけないし。
あー、ここまでいってもらえて納得できなかったら物分かり悪いやつって思われちゃうかな。
考えた末、お悩み相談教室だし、言わなきゃ意味ないよね。ってことで言うことにした。
が、体から強張ってなかなか言葉にできず、やっとの思いで出せた声は引きっつっていた。
「で、でも私そんな瀬名先輩みたいに強くないですもん…」
「それって自分に自信がないんらないか？」
臆病な私の声を受け止めてくれたのははなずな先輩だった。
『え？』
「俺も周りの目が気になっちゃってた時期あったけど、そん時はとにかく自信がなくって、周りから笑われてんじゃないかとか、これであってるのかとか不安だらけだった」
分かる！イン◯タとかにアップする時もうざいって思われないかな…とか不安になるもん！
「でもそれって結局、自分に自信がないから周りのことも信頼できなかったんらよな。」
なんとなくその言葉がスッと胸に入った。
「でも前向いて進んでったら、世の中って案外優しくって、応援してくれる人とか結構いるんら！！」
なずな先輩はそういって小さく息を吸ってこういった。
「だから俺は今自分が少し好きになれたんだ。」
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あぐり - スクールカウンセラーは夏休み前に受けてみました。とても気軽に話せて良かったです。お忙しい中書いていただきありがとうございます。私は受験勉強で忙しくなりますが、これからも応援しています。頑張ってください！ (2019年8月5日 0時) (
レス) id: 809d3359d0 (このIDを非表示/違反報告)
あぐり - 何だかいろいろありがとうございます！今は夏休みに入ってクラスの人達とは関わらなくなったので少し気が楽になりました。高校は穏やかで安心のできるところで私の居場所を作りたいです。 (2019年8月5日 0時) (レス) id: 809d3359d0 (このIDを非表示/違反報告)
にゃる太(プロフ) - あぐりさん» 遅くなってしまいすいません(ノ_＜)更新はゆっくりになってしまいますが、必ずお応えさせて頂きますので気長に待っていただけると有難いです。読んでいただきありがとうございます(*´ω`*) (2019年7月27日 15時) (レス) id: 7e3e45d9a8 (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - 忙しいと思いますが、すみません。ライブに落ちてしまったので薫くんとかＵＮＤＥＡＤの子達に励ましてほしーです……！ (2019年6月29日 16時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
あぐり - 金曜日、家に帰ってきました。もう限界で親に泣きついてしまいました。スマホは禁止になっているので持っていけませんでした。この修学旅行を機にまた不登校にならないかが心配です。書いていただきありがとうございます。まだ続きがあるんでしょうか？待ってます (2019年5月27日 18時) (レス) id: 809d3359d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃる太 | 作成日時：2017年10月5日 20時
