ep1. ページ1
You side
ダメだ…うとうとする。
電車の程よい揺れが、妙に心地良くて頭がガクガクしてしまう。
GS「…寝不足？
おいで。」
隣に座っているギョンスくんが私の頭を自分の肩へと移動させる。
「へへ、ありがとっ。
ギョンスくんはいつも優しいね。」
GS「…Aにだけだよ。」
少し小さい彼の肩はなんだかとても安定感があって、ギョンスくんの匂いを感じながら私はいつの間にか眠ってしまった。
ーーー
GS「……ほら、起きて。
次着くよ。」
ギョンスくんに優しく揺すられて、そのまま私達は慣れた道のりで高校へと向かった。
私達が高校を入学してから、もう一年が過ぎようとしていた。
私達の通う高校は、比較的優秀な人ばかりが集まる進学校でこの辺では知らない人がいないくらい有名なところで
私もギョンスくんも勉強は割とできて、ていうかギョンスくんは私なんかよりずっとずっと出来るのにわざわざ私のレベルまで下げて同じ高校を選んでくれたの…
私はギョンスくん以外友達なんていないからそりゃ、同じ高校だったら嬉しいって思ってたけどギョンスくんに悪いような気がして今でも、なんでこんな学校にギョンスくんいるんだろって思うこともあるけど
Aのいないところになんか僕は行きたくないよ。って言うから何も返せなくなるんだ。
教室に着いて、私達は隣同士の席に座ってちょうどチャイムが鳴る。
いつもと同じ朝。
隣を暫く見つめていると目が合いこっちを見て微笑むギョンスくん。
幸せ。
ギョンスくんがいれば、私は何も要らない…かも。
私もニコッと微笑む返すと、彼の頬は少しだけ色付いた気がした。
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やむちゃん(プロフ) - なおさん ありがとうございます♪これからチャニョルも沢山出てくるので楽しみにしてくださいね♪ (2017年3月1日 2時) (
レス) id: 138394579e (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - チャニョルとの狂愛を希望します !! この小説は凄く興味深くて更新が楽しみです !! 頑張って下さい 、ファイティン ｯｯ !!! (2017年3月1日 1時) (レス) id: dd794a5542 (このIDを非表示/違反報告)
やむちゃん(プロフ) - ななんさん コメントありがとうございます(*^^*)そうですか！参考にさせて頂きます。これからも宜しくお願い致します♪ (2017年3月1日 0時) (レス) id: 138394579e (このIDを非表示/違反報告)
ななん(プロフ) - 自身がギョンスペンなのでまだ早いですが是非ギョンスとくっつけて頂けたら嬉しいです＾＾ 更新ファイトです！ (2017年2月28日 23時) (レス) id: e8604de6f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やむちゃん | 作成日時：2017年2月27日 18時
