ep5. ページ6
You side
『……ち、違うっ
冗談だよ…っ、！ごめんね…。』
後ろを向き、今度は私から彼に抱き着く
『……私には…
ギョンスくんだけ、だよ…。』
そう言うと私をワレモノを扱うかのように優しく抱き締める
GS「…うん。そうだよ
Aには僕だけ…」
私の耳元でそう囁くと、私のおでこに軽くちゅ、と口づける
GS「……僕にも
Aだけだ。」
優しく笑い、私を愛おしそうな目で見詰めるその顔は
後ろの太陽と同じくらい眩しかった
……
『ん〜〜…っ、
今日のお弁当も すごく美味しいっ、‼』
GS「本当？
なら良かった。」
毎朝、朝早く起きて 自分の分と私の分までお弁当を用意してくれるギョンスくん
『あっ‼
私の大好きな卵焼きが入ってるっ‼…ん〜〜っおいしー‼ふふ、しあわせ〜』
そう言うと嬉しそうにハートを、お口にして笑うギョンスくん
GS「そんなに好きなら僕の分もあげる。はいっ
あーんして、」
『えっ、いいよっ‼
ギョンスくんの分が無くなっちゃう…』
GS『いいよ、どうせまた今日も夕飯に作ってあげるから…ね？
ほら、あーんして」
小さく口を開くと入ってきた甘くて美味しいギョンスくんの卵焼き
“よしよし”ってされて満足そうにまた、お口をハートにして笑った
今日の夕飯も卵焼き作ってくれるんだ…ふふ、やった。
私とギョンスくんは…実は同じ家に住んでいる。理由は色々とあって…、思い出したくないからあまり深くは言えないけど
そんな辛い時にギョンスくんが私の支えになってくれて…一人ぼっちだった私を
絶望から救ってくれたの
それから、私はギョンスくんと一緒に暮らすようになって
毎日私の隣には、彼がいる。
こうやって笑えているのも…きっと彼のおかげだ
私には…、ギョンスくんだけ。
私には…彼しかいないんだ
『……ギョンスくん、
…好き 』
私の手に自分の手を重ね、今度は私の唇に
優しく口づけた彼
ゆっくり彼の肩に腕を回すと、自然と後ろに倒れる身体
頬には冷たい風が当たる
この時の私は、まだ
これは全て彼の仕組んだ罠なんだってことに全く気づきもしなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 441人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やむちゃん(プロフ) - なおさん ありがとうございます♪これからチャニョルも沢山出てくるので楽しみにしてくださいね♪ (2017年3月1日 2時) (
レス) id: 138394579e (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - チャニョルとの狂愛を希望します !! この小説は凄く興味深くて更新が楽しみです !! 頑張って下さい 、ファイティン ｯｯ !!! (2017年3月1日 1時) (レス) id: dd794a5542 (このIDを非表示/違反報告)
やむちゃん(プロフ) - ななんさん コメントありがとうございます(*^^*)そうですか！参考にさせて頂きます。これからも宜しくお願い致します♪ (2017年3月1日 0時) (レス) id: 138394579e (このIDを非表示/違反報告)
ななん(プロフ) - 自身がギョンスペンなのでまだ早いですが是非ギョンスとくっつけて頂けたら嬉しいです＾＾ 更新ファイトです！ (2017年2月28日 23時) (レス) id: e8604de6f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：やむちゃん | 作成日時：2017年2月27日 18時
