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赤色。20【過去編】 ページ24

あの後、オレはしばらく君と話してから、家へ帰った。




家に帰ると、激怒した父が仁王立ちで立っていた



「こんな時間までどこで何していた。もう帰っている時間だろう」



「...泣いていた少女がいたから、慰めていました」



「そんなの放っておけばいいだろう」



「っそんな!!あの子は......う゛!!」



あぁ、叩かれたんだ、父さんに



「口答えは必要ない。お前は私のこと言う事に従っていればいいんだ。分かったな」



酷く睨み付けながらオレに言った




「......はい、父さん...」



オレはただ従うしかなかった




父さんが去ったあと、メイドさんが俺を手当してきてくれた




「大丈夫ですか征十郎様!!!今冷やすものを持って参りました!!」



この人の名前は花崗(ミカゲ)さん。



俺の気持ちをわかってくれる人だ



母さんがいない今、この人がオレの、姉的な存在であることは確かだろう



「ご主人様見つかってしまったら、厄介です。征十郎様のお部屋へ行きましょう?」



「...うん」



_____
________
______
___



「やはり、腫れ上がってしまってますね......一応、湿布を貼っておきますから、痛くなったら言ってください。すぐに替えをご用意します」



「ありがとう、花崗さん」




「......征十郎様、そう辛そうな顔をしないでください。ご主人様も征十郎様を大切に思って怒って下さったのではないかと......、私は思います。ですが、それが貴方様の重荷となっているのは確かです。それほど辛いのなら、私から...」



「いや、いいよ。これはオレが大人になったらケリを付ける。ありがとう、オレのために」



「...いえ。征十郎様のためですから」




そう言って、俺に綺麗な笑顔を向けた



俺の手当が終わると花崗さんは俺の部屋から出て行ってしまった




========


あれ?なんか赤司くんの過去編になっているような...?まぁ、次回多分夢主ちゃん出てくると思うので....!!!

赤色。21【過去編】→←赤色。19【過去編】


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(プロフ) - 鏡音リントさん» マジですか!!私でよければ...!!! (2015年8月16日 23時) (レス) id: a11408a019 (このIDを非表示/違反報告)
鏡音リント(プロフ) - 面白いっす!よければお友達希望っす(。-_-。) (2015年7月31日 12時) (レス) id: 8c4b26c005 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 恋のシグナルりんりんりんさん» アーッ、返信遅くなってすみません!!有り難うございます!無理しない程度に頑張ります!!   (2015年7月23日 17時) (レス) id: a11408a019 (このIDを非表示/違反報告)
恋のシグナルりんりんりん - 面白いです!無理しない程度で、頑張ってください!応援してます!! (2015年7月21日 18時) (レス) id: ebe5430d55 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 未歩さん» 面白いなんて!ありがとうございます!!応援有り難うございます! (2015年7月21日 17時) (レス) id: a11408a019 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りっちゃん | 作成日時:2015年7月7日 0時

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