藍色。16 ページ20
宮地さんはアイツに伝えに行ったきり、戻ってこない、何があったのか
私は念の為スケッチブックとペンを持って階段を降り、玄関へ向かった
そこには、凄く驚いた顔したアイツと
今にも怒り出しそうな顔の宮地さんだった
「あ、A...!!」
「A、なんで...?!」
『どうしたんですか、宮地さん』
私はスケッチブックにそう書き、宮地さんの方へ向けた
さつきはなぜ私がスケッチブックで会話してるのか理解できないようだ
まぁ、カンケーないけどね
「ねぇ、Aっ、もどろう...?私っ...」
はぁ？ヤダよ。
何が悲しくて愛されてるアンタに混ざらなきゃいけないの?
『イヤだよ。何でわざわざ比べられに行かなきゃいけないの?』
少し怒ったような顔をしてたからなのか、あいつは少し震えた
「ねぇ何で私を嫌うの?私が何したの?スケッチブックで話すほど、私と話したくないの?ねぇ、A...!!!」
ダメだ、もう
色んな事を溜め込んだ箱は、もう限界だった
『五月蠅いな、アンタに何が分かんの?何も知らないくせに。
それだけ私に嫌われてるって自覚があるなら自分の脳みそで考えれば?
『何で私を嫌うの?』って、何も知らないからそんなこと言えるんだよね。
私が今までどんな思いで居たかしらないくせに!!
なんなの?!なんで私に付きまとってくるの?!それほど私を惨めな思いにさせたいの?!
だから、サイテーだって、アンタは!!
アンタのせいで誰にも愛されないで生きてきた。あんたにこの気持ちわかる?わかるわけないよね。
もういい、帰って』
「...ッ」
『帰ってよ!!アンタの顔なんか二度と見たくない!!もう金輪際私に話しかけてこないで!!』
「うっ、ひっく...」
さつきは泣きそうなのを耐えながら走って行った
「...いいのか?あんな事言っちまって...」
『いいんですよ、もう。大ッキライですから』
「...そうか。ならいいんだけどよ」
宮地さんは何故か腑に落ちないような顔をした
その意味は私にはわからなかった
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奏(プロフ) - 鏡音リントさん» マジですか!!私でよければ...!!! (2015年8月16日 23時) (
レス) id: a11408a019 (このIDを非表示/違反報告)
鏡音リント(プロフ) - 面白いっす！よければお友達希望っす(｡-_-｡) (2015年7月31日 12時) (レス) id: 8c4b26c005 (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - 恋のシグナルりんりんりんさん» アーッ、返信遅くなってすみません！！有り難うございます！無理しない程度に頑張ります！！ (2015年7月23日 17時) (レス) id: a11408a019 (このIDを非表示/違反報告)
恋のシグナルりんりんりん - 面白いです！無理しない程度で、頑張ってください！応援してます!! (2015年7月21日 18時) (レス) id: ebe5430d55 (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - 未歩さん» 面白いなんて!ありがとうございます！！応援有り難うございます! (2015年7月21日 17時) (レス) id: a11408a019 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りっちゃん | 作成日時：2015年7月7日 0時
