藍色。【黒バス】

藍色。11 ページ13

ここは、何処?



真っ暗で何も見えない



何だろう、海に沈んでいる感覚



どんどん底に落ちて



もう浮き上がれないかもしれない



光は見えなくて



ただ落ちていくだけ



もう このままでいいかな



だったら誰にも比較されない



むしろみんな私が居なくなって清々するんじゃないかな



でも、それはそれで嫌だなぁ



だれか、助けてよ



私をここから連れ出して



暗くて何も見えなくて、怖いんだ



お願い、誰か＿＿＿



＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



蜂蜜色siad



俺がぶつかった女が倒れた



「おい、どうする...!!!」



そういえば、コイツが倒れる間際に言った「ねぇ、それどうするの?」とはどういう意味なのか



とりあえず俺の家に運ぶことにした




＿＿＿＿＿＿
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＿＿＿＿


藍色siad


いや、来ないで



やめて、



「やだぁ......来ないでっ嫌だよ《 》!!
やめて、あ、...」



＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿



蜂蜜色siad



俺のベットに寝かせしばらく様子を見ることにした



にしても...、



「整った顔してんな...」



全く、どっからこの遺伝子が来るんだか



コイツ男装似合いそうだな



......って違うだろ!!




すると、



「うッ...あぁや、っだぁ......ア゛ァああ゛ァア゛あァあ゛ぁァァ゛あ゛!!!!!」



「ッ?!おい!!大丈夫か!!!?」



彼女は右眼を抑えなが叫んだ



何が大丈夫か、だよ



叫んでんだから大丈夫なはずねーだろーが



「あ、ぁあ...はぁ、ハァ、はぁ、はっあ.........あ、れ、ここは...?」



「大丈夫か?かなり汗かいてるが...」



「...?!」



なんか誰って顔してる



一応自己紹介しとくか



「俺は、宮地清志。中学三年だ。お前は?」



「......桃井、A...。一年...」



コイツ...Aは消え入りそうな声で言った



「とりあえず、今は休め。疲れてるんだろ?」



「...はぃ。ではお言葉に甘えて...」



そうすると、すぐに寝てしまった。



Aが喋るたび、声我掠れていく気がしているのは俺だけなのか...?

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