【ハイキュー】及川徹が激愛する彼女

一方青葉は ページ33

「あーっと、合宿の時だけ臨時マネの東条Aです

よろしくお願いします」




ぺこりと軽く頭を下げると、ちらほらと拍手が起こる




及川「ちなみに俺の彼女だから手は出さないでねっ！」




腰に手を当てて、ふん！と及川が主張するも、




岩泉「来てくれんのありがてえわ、よろしくな」




「よろしくね、岩ちゃん」




花巻「そういえばさっき聞いたんだけどバスケ部のエースだったってまじ？」




国見「まじですよ」




松川「どこからか国見」




矢巾「めちゃくちゃ綺麗だな。いやめちゃくちゃ()」




及川「少しでもいいから及川さんの話聞いて！？！？」




全く聞かない同級生と後輩。




Aに至っては、近寄ってくる国見の頭を撫でて、部員にもされるがまま。




及川(……まぁ、緊張して何も話せないとかよりはマシなのかな)




ヤキモチは勿論するけど、信頼もしている及川




子供を見守る親のような眼差しで、Aを見つめる




「……？とおる、どしたの」




そんな及川の視線に気づいたのか、Aが近寄ってきた




不思議そうに首を傾げて来るAに




及川「んーん、なんでもないよ

それより馴染めそうで良かった」




微笑むと、そうだねと返ってくる




「まーでも、女バスの時の知識しかないからわかんないことあったら教えてね」




及川「えっ、も、もちろん！」




急に向けられた笑みに、思わず動揺する




＿＿だってさっき、教えてとか他の部員には言わなかったのに




及川「あ〜すき。めちゃくちゃすき」




「うん、私も好き」




及川「はぁ〜！？可愛いこと言うのはどこの誰ですか〜！？」




「いひゃいって〜」




照れ隠しに、Aの頬を引っ張る




痛いって、でも止めずに笑う君が




心底愛おしい

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