世知辛い世の中.1 ページ7
松平「よォ 元気にしてたか?」
『あ、片栗虎さん』
「「とっつぁん!!?」」
いきなりの松平の登場に唖然とする真選組。
Aは松平を見て手を挙げて挨拶した。
.
.
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.
松平「なにィ?Aちゃんを認めない?」
土方の言い分に納得いかない様子の松平。
隣にはAを置いてまるでキャバクラか、という感じ。
松平「どう言う事だ。
近藤「え?」
松平「はい、いーーち」
___バンバンバン
3秒数える間もなく近藤へ向けて銃を放つ松平。
近藤の周りに銃を打ち込まれた畳からは煙が上がっていた。
近藤「2と3は!?!?」
松平「男は1だけ覚えときゃ生きていけるんだよ」
土方「無茶苦茶な....」
相変わらず破天荒な松平に頭を抱える土方。
そもそもの原因は女を真選組へと寄越した松平のせいだと土方は確信している。
そんな中、女の笑い声が聞こえた。
『アハハ 面白い人達ですね』
口を手で抑えながら笑う女に周りは見とれた。
まるで時が止まったかの様に。
『ごめんなさい。久しぶりに賑やかな場所に来るのでつい』
沖田「前は何処に居たんですかぃ?」
沖田の問にAが具体的に答えることはなかった。
ただ口角を上げ憎たらしい程に綺麗な顔で『つまらないとこ』というのであった。
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作者名:たらんちゅらん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...
作成日時:2020年8月12日 22時