夜道には気をつけろ.3 ページ3
土方「おい!アンタ大丈夫か?!」
土方は倒れている人物に駆け寄り仰向けに抱えた。
最近は辻斬りも流行っているため被害にあった可能性も考えた。
土方「大方路地裏へ連れ込まれて刺されたか....?」
しかしその人物には血痕もない。
無傷なのだ。
沖田はあるものに目がいった。
沖田「刀を三刀も持ってやがる」
廃刀令が出ているのにも関わらず倒れている人物の腰には刀が三刀....土方は冷や汗をかいた。
何故か。
確信めいた事を沖田は言う。
沖田「そいつが辻斬りじゃないですかぃ?」
土方「........」
自分が介抱しようとしている人物が人殺しかもしれないからだ。
沖田「チッなんで倒れてんでさぁ。今なら土方の野郎を殺せる絶好の機会だろうが辻斬り」
そう言って沖田は辻斬り(仮)を枝でツンツンと突っつく。
土方「テメェどういう意味だ....」
沖田「そのまんまの意味でさぁ。死ね土方」
土方「死ね沖田」
沖田「死ね沖田....違った、死ね土方!!」
土方と沖田が言い合っていると倒れている人物が少し動いた。
だがそれに気付かないまま言い合いを続ける2人。
『あ、あの........死人の上で喧嘩しないで貰えません?』
「「........」」
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作者名:たらんちゅらん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...
作成日時:2020年8月12日 22時