武州での出会い.1 ページ35
戦争後、皆バラバラになったAは体に血を着けたまま歩いていた。
その足取りはふらついており、今にも倒れそうだ。
『....…居場所なんて……私には……』
Aはそう言うと終には
____________バタッ
倒れた。
視界も見えなくなり聴力も低下していく中、声が微かに聞こえた。
「御前さん大丈夫か!!!?血まみれじゃねぇーか!!!!」
優しい心配してくれる声が。
それが余計に心地良くてAは完全に目を閉じた。
_______Aにとって幸せは何ですか?
『今のね、何気無い日常が私は幸せ』
________今もですか?
『先生と居る時間も好き!!』
________フフ、ありがとうございます
…
……
…………
『此処は…?』
目が覚めたAは道の途中で倒れたはずなのに布団へ入っていた。
すると
「お、起きたか!!体調はどうだ?」
後の恩人、近藤勲が相変わらずの顔でAに笑顔を向けていた。
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作者名:たらんちゅらん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...
作成日時:2020年8月2日 21時