虹色七侍のうさぎさん【JW】

紅一点、賑やかです 【12/31修正】 ページ3

▽重岡side
朝早くから雑誌の撮影。


眠い目を擦りながら俺らは廊下を歩き回る。


大毅「どこ行ったんや…まぁ、いつもの事やけど

うさぎー！出てこーい!!!」


「うさぎちゃうもん!!!」


大毅「あ、出てきた笑笑」


目の前にいるこの子、俺らのグループ…いや、事務所の紅一点、宇佐A


「んねぇ、うさぎじゃあらへん!!!」


大毅「はいはい、メイクの順番ですよ、うさぎさん」


「だから、うさぎじゃあらへん…」


とぼとぼとメイク室へ向かうA


大毅「あ、淳太くん怒っとったで〜」


「えぇ?!はよ言ってや！」


大毅「いや、嘘…ってもう行ってもうた笑笑すばしっこいやっちゃなぁ」


俺がこの事務所に入った時にはもうすでにいたA


初めて会ったのはレッスン場やったなぁ。


楽屋に戻るとA以外は集合してた。


淳太「あ、A見つかったか？」


大毅「おん。今メイクしてるで」


そか、とまた手元の本に視線を移した淳太くん


その時、ドアが開いた音がした。


「淳太くん〜(泣)」


淳太「うわっ!!!なんや、なんや?!」


「ごめんねぇ、ちゃんとメイク終わらせたから!!!怒らんといてぇぇぇ!!!」


照史「涙でメイク落ちとるやん笑笑」


淳太「怒ってないから、いったん離れ！」


「ほぇ？怒ってない？」


顔だけあげたAはジロっと俺の方を見た。


あ、こりゃ逃げんとあかんヤツや


「シゲ!!!」


大毅「あひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」


淳太「とりあえず、Aメイク直してこい!!!」


ふてくされた顔でまたメイク室に戻って言ったA


崇裕「おーい、流星、望。そろそろ起きろ〜」


ソファーの上で高身長2人組はお休み中


この賑やかさでも起きんのはすごいわ。


智洋「おーい、望、流星〜」


望「んっ…」


流星「Zzz…」


ｶﾞﾁｬｯ)


「直してきたよ〜」


ツイン「！…A〜」


大毅「なんやこの2人!!!笑笑」


Aが帰ってきた途端起きたわ笑笑


「うわぁ、のん、りゅーどーしたん？笑笑」


高身長2人に挟まれてちっさいAが余計ちっさく見えるわ笑笑


まぁ、俺らの楽屋はいつもこんな感じや。


賑やかやろ？笑笑

紅一点、クイズです 1→←PROFILE 2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す