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自分の仕事を終わらせ、余った時間で
中原中也という人物について調べる。
「中原中也。重力操作の異能力で
体術使いね。体術かぁ、、」
彼、中原中也さんは仕事がある度、
太宰さんの部屋まで来ては
私を構ってくれる。
というよりは私を構う為に来ているようだ。
「毎回毎回、来ないでくれないかい」
「別に仕事行くついでなんだから
いいだろうが、なぁ?」
私に相槌を求めるも、猫の私は
にゃーと鳴く事しか出来ない。
「Aも返事しなくて良いから」
「へぇー、Aて言うのか」
太宰さんがしまった、という顔になる。
「気安く呼ばないでくれるかい」
「お前はどんだけこいつに執着してんだ」
「、、その子は特別なんだよ」
私を愛おしそうに見つめる太宰さんに、
やっぱり、私は貴方の為に何かしたいと
強く思った。だから、ある決意をする。
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作者名:猫 | 作成日時:2018年10月24日 2時