貴方の幸せは私が葬る

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『ただいま戻りました』

しばらく町を歩いてから、
グミ達が先に行っていた宿へ向かった。


ミク｢ジャック！ おかえり！｣
オロバス｢何事も無かったか……？｣

『嗚呼、大丈夫ですよ？』
変な男に絡まれましたが、私の肘鉄でKOしました、なんて言えない。
男も私を選ぶとは、かなり物好きだな。


ミクは猫の毛並みを手入れしていたようだ。
またとたとたと窓辺に行き猫になってしまった。


『しかし、随分と町の様子は酷かったですよ？あんな風になるなんて、何か余程の事があったんですかね』

オロバス｢政治を行っていなかった以外に、まだ何かあるのか……？｣

『えぇ……まぁ……』



グミ｢ジャック様！ やっと帰ってきたのですか！ 大変で御座います！ 新たに分かったことが幾つか……！｣

『まだあるんですか？はぁ……』

どうやら協会の役人は今回よく調べられていなかった様だ。
最近になって色々わかったから、どうもその処理が大変らしい。

二徹・三徹当たり前、寿退社に逃げる人も現れるし、
各部屋には珈琲やらエナジードリンクやらの缶や空袋が散らばっているそうだ。休みをとってくれ。

だからこそ、このスナイパーの存在があるのだが。


『了解です。さ、聞かせてください。』
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長かった。要らない話が多くないか。

要点を纏めると、
・シンデレラにはあと一人継母がいた。
(よく知られるのは本当の母含む3人目の母親)
・シンデレラは最初の継母を殺した。
(唆したのは家庭教師であった2人目の継母)

シンデレラは単刀直入に言うと、



人殺しである。

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ラッキーカラー

あずきいろ

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