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4枚目 ページ5
少年は私の首を掴み高く上げた…
意識が朦朧とするなかで
私は少年に向けてシャッターを切った
??「うわっ…まぶっ」
貴「…ゲホゲホ」
少年から距離をとって、私は写真を確認した。
だが少年はカメラを蹴り飛ばしてしまった…
??「CCGに送るつもりか?まずこの場所から逃げられると思ってんのか?」
少年はかがんで私に、そう告げた。
そして私の腹を蹴った
自分より写真、写真より………
腹の痛みに耐えながら
少年に向かってこう言ったのだ。
貴「他人を差し置いてまで生きていたくはないよ。」
??「…はあっ??」
貴「お腹空いてるんでしょ?ならば私を食べて…そして家族と一緒に長生きしてよ…」
自分より写真。
写真よりも他人の幸福。
喰種であろうと関係ない…
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作者名:ヨミ | 作成日時:2016年8月7日 4時