検索窓
今日:29 hit、昨日:1 hit、合計:100,947 hit

30話 (過去) ページ35

いつもの日常だった。


登校しては、彼奴らにいじめられる。


しかし、それらは非日常へと変わってゆく。


私を殴るはずだったリーダー格の腕を掴み、逆に殴り返す。


その反動でふらついている身体を押し倒し、馬乗りになる。


今まで抵抗もしなかった私の行動に、取り巻きも驚いて私にても出してこない。


不思議だ、私にこんな力があったなんて。


その時の私は興奮していた。


「な、何するのよ!あんた、ふざけるんじゃn」


私はその顔に1発拳をくれてやった。


彼女は「ぐへっ」と、だらしない声を上げる。


やれやれ、これが今まで私をいじめていた奴の末路か・・・


さてと、作業を始めようか。


私は耳で囁いた。


「今からお前を壊してやるよ」


わたしは笑いながら、そう言った。



******



そこからの私は本当に暴走していた。


どのようにしてやったかは覚えていない。


ただ、その時私には何かしらの力があったのだ。


彼女の黒歴史、恥ずかしいこと何かを、みんなの前で散々バラした。


彼女は「ごめんなさい」と必死に謝るも、私の耳にそんな声は聞こえてなかった。


そして、精神攻撃で完全に病んでしまった彼女に私はこう言ってやった。


「ここはお前の居場所じゃないの。さっさと、ここから居なくなりなよ」


次の瞬間、彼女は意外な行動に出た。


そして、それが私も狂わせることとなった。

31話 (過去)→←29話 (過去)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
153人がお気に入り
設定タグ:ワールドトリガー , B級
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:panrou x他1人 | 作成日時:2018年10月24日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。