これでもドクタケ忍者隊忍び組頭-第二弾-

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様子を見てくれていた人達には帰ってもらい、この死体を回収してもらう為に業者を探しに外に出た


村の中心付近に行くと、たくさんの死体が綺麗に並んであった


死体の周りにはその家族がいる囲って泣いていた


村人がいるとなると業者に話しかけることが出来ないな


どうしようか考えていると、業者がこちらに気づいてくれた


私はすぐに家の裏に移動し手招きをすると、すぐに駆けつけてくれた


業者「まだ回収は落ち着いてないが」

『私の仕事場にも死体があってさ…回収してくれない？』

業者「わかった、行こう」






村人に見られないように村の端を歩いて戻る


『どう？今のところの見積もりって分かる？』

業者「死体自体の外傷もないし、多分内蔵の傷は肺ぐらいだろう？」

『肺に猛毒が回るようにしてある薬だから、それ以外は問題ないと思うよ』

業者「俺が欲しいのは心臓だ。心臓1つが250両(約3250万円)。それがあんだけありゃかなりの金額だ」
※江戸時代の1両金額として表しています＜(_ _)＞

『わーお凄い』

業者「お宅の城は金がないのか？」

『戦好きなものでね、金遣いが荒いんだよ』

業者「なるほどな」

『…気になったんだけど、回収する時になんか言われなかったの？』

業者「お前さんと同じように医者のフリして、原因を突き止めるために回収していると言ったら、あっさり信じた」

『なるほど…ホントにこの村はバカばっかだな…』

業者「案外すぐに信じたから拍子抜けしたぞ」

『それはそうだよね〜、私もこの村の奴らにはバカすぎて拍子抜けしたことは何度もある…あ、着いたよ。あれ、回収して』

業者「了解」




業者は慣れた手つきで死体を担いでさっきのところに戻って行った

死体って重いのによく運べるな〜っと思わず関心してしまう











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これが、村での出来事が町に広まる2日前の事

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