これでもドクタケ忍者隊忍び組頭-第二弾-

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少年「自己紹介されちゃいましたね」


目線を双子から外し少年を見ると


まるであの埴輪のような顔をしていた


『(完全に顔が埴輪じゃん、よし、この少年は埴輪と呼ぶとしよう)』


そして少年は自己紹介し始めた


少年「羽丹羽石人です、どうぞよろしく」


『(ゑ)』


まさかの名前”はにわ”だったんだけど


乱きし「埴輪？」

羽「羽丹羽です」



やっぱこの三人も埴輪←こっちだと思うよね


いや〜ファーストインパクト強



双子1「羽丹羽くん、君は一体何者なんだい？」

羽「ん？」


双子に再び目を向けると、何故か口で「シュタッ」と言って降りた


『(口で言うほどダサいものはないですぞ)』


と哀れみの目を向けた


乱「あ！五年生の不破雷蔵先輩と！」

し「同じく五年生の不破雷蔵先輩に変装した鉢屋三郎先輩！」


『(嘘、あの二人双子じゃなくて、どっちかが変装してるの！？)』


見分けつかないな〜…どの部分も全く一緒だ

区別がつかない

どっちかが不破雷蔵ってやつで、どっちかが鉢屋三郎ってやつね、りー


乱「先輩方はどうしてここへ？」

双子1「それは…」

羽「皆さんも土来分院の事を調査にこられたのでしょ？」


土来分院…！やっぱり


双子「え？」

羽「実は、私も土来分院の事を調べに来たのです」

全-羽「『ええ！？』」

双子1「…？(今、何か聞こえたような…)」


ｯ！しまった


拙者も驚きすぎて一緒につい声を出してしまった！


羽丹羽くんって一体何者？




双子2「君もかい？一体なんで」

羽「あ！あそこにいるあの男！」



羽丹羽くんが指を指した方向を見ると、一人の男が歩いていた



羽「あいつが、土来分院ですよ！」


何、あの男が土来分院ですと！


双子2「何！？みんな隠れろ！」


と言って忍たまと羽丹羽くんは茂みに隠れた

土来分院の顔をよく見ると


『(間違いない、あいつはドクササコ忍者の三黄丸…これはあとの人物を調査しなくても分かるな…)』


双2「これは、厄介な事になりそうだぞ」

羽「土来分院をご存知なのですか？」

双1「あいつは三黄丸というドクササコ城の忍者だ、変装して土来分院と名乗っていたんだな」

羽「彼も忍者なのですか？」


どうやら羽丹羽くんは、忍者の事を分かってないっぽいね

羽丹羽くんは多分敵じゃないな

ま、もしドクタケにとって敵となったとしても、俺氏にとっては敵じゃないしどうでもいいか

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