三 ページ4
貴『ふぅ。』
私達は休憩室の近くにある自販機で飲み物を買い休憩室のイスに座った。
蒼「Aはさぁ...努力家だよな。」
貴『え、そんなことないよ。私なんて班の人の足引っ張ってばっかりだし。もっとがんばらないと...!』
蒼「ほら、そーゆーとことか努力家って感じ。出来ない事を一生懸命やる人ってすごいと思うよ。俺だったらそんなに努力すんの無理だし。」
蒼汰はハハハと力無く笑う。
貴『ふふ。ありがとう蒼汰。なんか元気でたかも。』
思わず顔が綻んだ。
蒼「おぅ。」
白い歯を見せてニカッと笑う。
でもね蒼汰。どんなに頑張ったってどうにもならない事だってあるんだよ...。
頭の片隅でそんなことを考えながら残りのカフェオレを飲み干した。
少し休憩をとった後私は資料室へ向かった。蒼汰は平子さんに呼ばれてどこかに行ってしまった。
貴『えーと、これも必要かな？あ、これもだ。...うーん、どの資料を見ればいいのか分からないなぁ。いいや。全部見てみよう。時間はあるし。』
必要な資料をざっと集めただけでも10冊くらいある。
貴『う、結構あるなぁ。これは残業になりそうだな。』
時刻は6:30。
私は大体7:30には帰る。
貴『今日は10時位までかかりそうだなぁ。はぁ。』
資料室を使えるのは7:30まで。
きっとこの量じゃ終わらないだろうから必要な分の資料を貸し出しした。
in仕事部屋
貴『......。』
蒼「A。」
貴『...ん？どうかした？』
蒼「もう八時だよ？帰らないの？」
貴『あー、ごめん。資料の整理がまだ半分くらいあって...。先帰ってていいよ？』
蒼「手伝おうか？」
貴『ううん。大丈夫。自分でやらないと自分の為にならないしね。』
蒼「そっか。分かった。頑張ってね。」
貴『うん。ありがとう。じゃあまた明日。』
蒼「おぅ。また明日なー。」
蒼汰が部屋から出て行くのを見届けて私は仕事に戻った。
貴『さてと、再開しますかぁ。』
私はまたパソコンのキーボードを打ち始めた。
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うっわ。宇井さんが一度も出てきてない！
次は宇井さん出します！
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ＰＡＯ☆(プロフ) - セリカさん» 更新が滞っていてすみません！暖かいお言葉嬉しいです！明日か明後日に更新します!!本当にすみません！！ (2016年11月21日 21時) (
レス) id: f00fa7a8bf (このIDを非表示/違反報告)
セリカ - 見捨てませんよ！頑張ってください！応援してますから！ (2016年11月21日 20時) (レス) id: 5e851e8cea (このIDを非表示/違反報告)
ＰＡＯ☆(プロフ) - 無気力組ラブさん» ( ﾉД`)ｱｧｧすみません！待たせてしまって！今日か明日には絶対更新します!! (2016年5月24日 7時) (レス) id: f00fa7a8bf (このIDを非表示/違反報告)
無気力組ラブ - 更新まだですか？ (2016年5月24日 7時) (レス) id: a14ad19cfc (このIDを非表示/違反報告)
ＰＡＯ☆(プロフ) - 無気力組ラブさん» ありがとうございます!! (2016年4月17日 21時) (レス) id: f00fa7a8bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ＰＡＯ☆ | 作成日時：2016年2月8日 19時
