3話 前編 ページ6
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お昼休み
色々あってお昼寝中の凛月を膝枕している
『可愛な凛月ってば』
うとうと眠たく私の袖をつまむ凛月の姿は
赤子のように可愛さらしい
「そんな言葉軽々しく言わない方がいいよ、王様に聞かれたら大変だ」
確かにレオに神出鬼没だけど
凛月に可愛と言って何が悪い?
『それにしても最近のレオ変わったと思わない?凛月何か聞いてる?』
凛月はしばらく悩んだあと
「う〜ん、教えな〜い、Aは王様と恋人になりたいって思ってるんでしょ」
『?!おっ!思ってないよッ!
レオは大切な……兄だし!』
思いもよらぬ凛月の言葉に動揺してしまい
間の空いた回答になった
「A顔赤くて可愛い〜、いいじゃん別に兄妹なんて気にしなくて、王様は好き好き言わない分うちの兄貴よりマシ」
あぁー、零くんか
なら零くんを真似て
『りっちゅ〜』
凛月頬つついてみた
凛月は少し鬱陶しいと言わんばかりの表情
今朝のレオを思い出して微笑ましく思っていると
.
「へー、Aって誰にでもそんな事するんだ」
先程噂に上がった人物が私の頬を強くつついた
『レオ…納期がヤバいから音楽室に篭ってたのでは?』
レオは大きなため息を吐いて
「インスピレーションが湧かないからAに手伝って欲しくて呼びに来たんだ」
レオに凛月に膝枕している状況の説明をしようと思ったら
凛月が
「Aってば今日朝バタバタしててタイツ履いてる時間無かったんだって、生足膝枕〜」
『凛月?!何言って!』
レオはニコニコ笑ってるだけど
それが何か怖い
「A〜ちょっとリッツ借りてくぞ〜そこで動かず待ってろよ」
そう言って膝枕してる凛月を引き剥がし
遠くに行ってしまった
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ハヤネ(プロフ) - noppiさん» コメントありがとうございます。続きを待ってくださる読者がおられて大変嬉しく思います。ですが 更新が遅くて大変申し訳ないです。完結までは絶対に書ききりますので気長にお待ち頂ければ幸いです。 (2022年5月23日 23時) (レス) id: 109e4bf301 (このIDを非表示/違反報告)
noppi(プロフ) - 続きも楽しみにしてます!! (2022年5月20日 15時) (レス) @page8 id: b90efc2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハヤネ | 作成日時:2022年5月5日 23時