5話 過去編2 ページ14
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私とレオは幼稚園、小学校、中学校と同じ学校で周囲には双子で通していた
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そして中学三年、進路について私が悩んでいた時期
部屋で高校のパンフレットを読んでいた時
奴は扉を勢いよく開いて
「俺!夢ノ咲学院のアイドル科に入るから!」
レオから唐突の宣言だった
確かに音楽系の高校に進学するとは思っていたが
よりにもよってアイドルなんて...
『レオがアイドルなんて無理に決まってる』
否、レオの魅力を1番知っているのは私だ
だから君が素晴らしいアイドルになるのも想像出来る
ただ兄が女の子にキャーキャー言われるのが妹として良く思わない、決してヤキモチとかでは無い!
「え〜Aなら応援してくれると思ったのに」
レオはテンションが落ちてしまった
『いや、だってレオは女心を全然分かってないもん』
これまで何人の女の子にレオへの告白代行を頼まれた事か
私のせいと責任転換された事だってある
『私は夢ノ咲学院行かないよ、近場の女子高にでもするから』
面倒に巻き込まれるのはゴメンだ
レオと離れて普通の高校生活を送るのも悪くない
そう思っていたが
「俺はこれからも一緒に居たい、俺がAを守るのから...ダメか?」
そんな歯の浮くようなセリフを言われた
その言葉は嬉しかったが
断ればレオは駄々をこねてもっと面倒くさくなるとも思ったので...仕方なく
『本当は通いたくないけど!私の作曲の才能を無駄にしない為にも一緒に夢ノ咲学院に通ってあげる』
そう言うとレオは元気を取り戻し
「わははは!Aは素直じゃないなー、それでも俺はそんなお前が大好きだ!」
『はいはい、そりゃどーも』
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ハヤネ(プロフ) - noppiさん» コメントありがとうございます。続きを待ってくださる読者がおられて大変嬉しく思います。ですが 更新が遅くて大変申し訳ないです。完結までは絶対に書ききりますので気長にお待ち頂ければ幸いです。 (2022年5月23日 23時) (レス) id: 109e4bf301 (このIDを非表示/違反報告)
noppi(プロフ) - 続きも楽しみにしてます!! (2022年5月20日 15時) (レス) @page8 id: b90efc2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハヤネ | 作成日時:2022年5月5日 23時