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1-9 childhood ページ9

そうしているうちに秀明に着いた。
やっぱり、身長の高い未来ちゃんは目立つ。しかも、はっきりした目鼻立ちでカッコ良さが際立つ。入り口で未来ちゃんをチラチラと見る女の子たちが集まっていた。でも、KZのメンバーのように秀明生の中で顔が広いわけでも無いし、噂もそんなに出ないだろう。そう思っていたからか気兼ねなく未来ちゃんと話せることができた。

「未来ちゃん、送ってくれてありがと。」

「いえいえ、塾頑張って!寝るなよ〜。」

「分かってる!」

未来ちゃんの冗談に答えながら、少し群れが大きくなった気のする女子集団が目に入る。

「未来ちゃん、」

ひそひそ話をしようと手を口に添えて未来ちゃんの耳の方に持っていく。未来ちゃんはそれに気づいて身を屈めてくれた。

「あそこにいる女子たち、未来ちゃん見てるんじゃない。」

逆に未来ちゃんが私の耳に口を近づける。

「もう慣れっこ。」

また目を見合わせて笑い合う。

「そうだ、彩ちゃん。塾終わるの何時?」

「今日は確か21時40分。でもなんで?」

「迎えに来ようと思って。久しぶりだし。あ、チャイムなってるけどいいの?」

未来ちゃんと門の前で立ち話をしている間に授業開始15分前の予鈴が鳴る。まずい、予習しないと。

「ありがとう、未来ちゃん。ここで待ってるから。」

慌ててそう言い残し、笑顔で手を振る未来ちゃんに背を向けて玄関に駆け込んだ。

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オススメのKZ!

裏庭は知っている


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晴紗(プロフ) - トプ画が完成しましたのでご確認をよろしくお願いします* (2018年3月5日 17時) (レス) id: add7b6b2fa (このIDを非表示/違反報告)
anony(プロフ) - 音子さん» わぁ、早速返信してくれてありがとうございます。もし、リクエストなどありましたら気軽に教えてくださいね。少しでも面白いと思ってもらえるように尽力しますから! (2018年2月15日 19時) (レス) id: c627713d52 (このIDを非表示/違反報告)
音子(プロフ) - anonyさん» こちらこそ!続き楽しみにしてます! (2018年2月15日 18時) (レス) id: e291775004 (このIDを非表示/違反報告)
anony(プロフ) - 音子さん» 初めてコメントをいただけてとても嬉しいです。ありがとう!これからもよろしくお願いします。 (2018年2月15日 18時) (レス) id: c627713d52 (このIDを非表示/違反報告)
音子(プロフ) - お話読ませていただきました!とっても文章が綺麗で、上手だなーって思いました!これからも頑張ってください!応援してます!! (2018年2月15日 18時) (レス) id: e291775004 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:anony | 作成日時:2018年2月5日 17時

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