7人のお兄ちゃんはお医者さん！ (ページ5)

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渉side

遅いな。あいつら。無責任なこと言うんじゃねぇよ。ほんとに。

健永「ほんとにごめんなさい」

「いや別にまだ何も言ってないけど」

高嗣「俺らがAにスマホ買ってあげるとか無責任なこと言ってしまって」

「2人は軽い気持ちで言っただけかもしれないけどさ、A何年生か分かってる？勉強面に影響してきたりするでしょ？それと俺らの家の約束で中学生になったらって約束でしょ？」

健永「はい、分かってます。本当にごめんなさい。」

この後、渉の長い長いお説教が続いた。

北山side

今渉が高嗣と健永にお説教中
うちのお嬢はというと、健永にスマホ買って貰えるって報告しに来たら、すぐ友達と遊びに行ってしまいました笑
帰ってきて、この事伝えたらテンションだだ下がりでしょうね笑

渉「もういいから。今後ちゃんと考えて発言して」

高嗣「はい」

渉「Aが帰ってきたらちゃんとスマホはだめだって言うんだぞ？」

健永「もちろんです」

渉「飯作ってくる」

やっと渉のお説教が終わったみたいです。俺が長男だけどこういうことに関しては全部渉がちゃんと言うこと言ってくれてるから助かってるんだ。
いつもありがとうな、渉。

Aside

けんにぃがスマホ買ってくれるって言ってくれて、A嬉しくて友達に報告しに来ちゃった！その後沢山遊んだんだー

そろそろお家帰ろうかな

「たっだいまー！」

渉「おかえり、A」

健永「A？ちょっと来てくれる？高嗣も」

なんだろう。怒られるのかなぁ。

健永「Aごめん。スマホ買うって言ったけど、渉にだめって言われたんだ。お家の約束で中学生までだめって約束なんだって。ごめんなA」

A「けんにぃもたかにぃもスマホ買ってくれるって言ったもん…ｸﾞｽ…」

高嗣「ほんとにごめん。」

A「もう知らない！」

A「たいに"ぃ"～…ｸﾞｽｸﾞｽ…」

太輔「おいで。そんなに泣いちゃうとまた喘息で出て辛くなっちゃうよ？泣きやも？」

A「もうたかにぃもけんにぃも嫌いｸﾞｽ…」

太輔「(苦笑い)」

俊哉「にこ様～！」

裕太「黙れ、俊哉」

俊哉「え、どうゆう状況!?」

俊哉はずっとアニメを見ていたため何も知らない状態であった。
この後1週間ほど健永と高嗣はAに嫌われていたことは言うまでもない…