男の子だっていいじゃない！《BROTHERS CONFLICT》記念短編 (ページ5)

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☆３万hit記念短編☆棗ショタ化計画５☆ ページ5

主『な、なつめくん、寂しいなら、椿さんか梓さん呼んでこようか？』

棗「…いい。だって、つばきもあずさも、おれがしってるつばきとあずさじゃないし」

あぁ、そうか。

このなつめくんは、７歳の椿さんと梓さんしか知らないんだ。

…きっと、ボクに甘えるくらい、すごく不安で寂しかったんだろうなぁ。

主『なつめくんは偉いね。ボクになら、いつでも甘えていいからね』

棗「じゃあ、このままねていい？」

主『もちろん』

頬を赤くし、嬉しそうに微笑むなつめくん。

…赤面するなつめくんなんて、かなりレアだな。

思わず、そんななつめくんが可愛く見えて、ボクはなつめくんの髪を撫でた。

棗「…おれ、おおきくなったら、Aとケッコンする。きめた」

主『え、け、結婚？？』

…え、なつめくんが７歳で、ボクが１７歳だと、10歳差！？

いや、実際の年齢だと、６～７歳差かな？？

小さい子って、年上に憧れるっていうけど、本当なんだなぁ。

主『なつめくんが大きくなった時に、まだそう思ってくれてたなら、なつめくんのお嫁さんにしてもらおうかな』

棗「やくそくしたから、ぜったいやぶっちゃダメだからね」

そう言うと、なつめくんはボクの顔に自分の顔を近づけ、チュッと音をたててボクの唇にキスをした。

…え、今、なつめくん、チューした！？

棗「…なんかこれ、きもちいい。もっとしていい？…チュッ…ん…チュッ…」

主『なつっ…んっ…んンッ…ハァ……！！』

棗「…チュッ…んっ、え……A…？…チュッ……ん…！！」

主『んァっ…！？』

ボクの名前を呼んだあと、突然唇の間からなつめくんの舌がねじ込まれ、ボクの舌を弄ぶように絡ませる。

なつめくんの舌が動くたびに全身の力が抜け、部屋には２人の息遣いと、妖しい音が響く。

しばらくして、ゆっくりと唇を離したなつめくんが、優しくボクの髪を撫でた。

棗「約束、破るなよ」

主『……うん、大人に…なったら、ね…』

なつめくんの腕の中で意識を失う瞬間、優しく笑ういつものなつめくんの顔が見えた気がした。

棗「誰にも渡すわけがないだろう。俺が今までどれだけ我慢したと思ってるんだ。約束、忘れるなよ。俺が一生愛してやるからな」

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