男の子だっていいじゃない！《BROTHERS CONFLICT》記念短編 (ページ4)

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☆３万hit記念短編☆棗ショタ化計画４☆ ページ4

そして、ゆっくりと湯船に浸かって体を温めたあと、パジャマに着替えたボクとなつめくんは、一旦リビングへと戻った。

梓「A、大丈夫だった？」

主『う、うん、なんとか…』

中身が７歳児のなつめくんに、魅了されて我を忘れそうになったなんて、梓さんには口が裂けても言えない…！！

主『なつめくんはどこで寝るの？あず兄の部屋？』

梓「僕は別に構わないけど、棗ならリビングでも大丈夫なんじゃない？」

椿「梓が一緒に寝ていいのは、俺だけなの！！棗なんかと一緒とか、俺が許さないーっ！！」

変なライバル心を燃やした椿さんが、なつめくんを足でガシガシと蹴飛ばしながら、梓さんに抱きつく。

すると、なつめくんは椿さんの足を振り払うと、ボクに抱きつき、また椿さんにベーッと舌を出した。

棗「おれだってAがいい。A、おれといっしょにねよう？」

椿「Aもダメッ！！」

梓「棗、あんまり調子に乗っていると、明日生きていられないかもしれないよ」

みんな、なつめくんが７歳だって忘れかけてるんじゃないの？

大人気ないなぁ。

主『でも、なつめくん７歳なんだよね？一人で寝るのは寂しいよね？いいよ、ボク、なつめくんと一緒に寝ても』

椿「ダメだって！！棗なんかと一緒に寝たら、男でも妊娠しちゃうって！！」

主『んなわけないじゃん。なつめくん、いつも優しいよ？紳士だよ？椿さんとは違うもん』

なつめくんが、女の人にだらしないとか、誰にでも手を出したりしない人だっていうのは、ボクにだってわかる。

…まぁ、確かにちょっと天然な女ったらしだっていうのはあると思うけど、それは朝日奈家に生まれたんだから仕方ない。

結局、椿さんが梓さんと一緒に、梓さんの部屋で寝て、ボクとなつめくんが椿さんの部屋で寝ることになり、２人で椿さんの部屋に移動した。

なつめくんはベッドに横になり、すっかりご機嫌なようだ。

主『んじゃ、なつめくんがベッド使って？ボク下で寝るから』

棗「Aもいっしょがいい。こっちでいっしょにねよ？」

そう言うと、なつめくんはボクの腕を引っ張り、布団の中に引き込んだ。

中身が７歳児でも、体格は大人のなつめくんだ。

抱きしめられてしまえば、動くことすら出来ない。

抱きしめられたなつめくんの胸元から、少しタバコの匂いがした。