検索窓
今日:1 hit、昨日:30 hit、合計:123,988 hit

誇り ページ7

カツン...と軽く木刀を打ち合わせ少し距離をとる。
斎「いくぞ。」
貴「はい。」
カンッカンッっと木刀がぶつかる。
貴(やっぱり斎藤さんは強い。)
一瞬の隙も許さない。
次はどうするかなんて考えてる暇もなく、攻めと守りを繰り返す。
貴「はっ!」
斎藤さんは攻撃を避け素早く背後にまわり、振り向いた私の首に木刀を突きつけた。
近「そこまで!」
貴「近藤さん。」
気づくと幹部の皆さんが揃っていて、私達の手合わせを見ていた。
斎「また腕を上げたな。」
貴「斎藤さんにはまだ及びません。」
原「斎藤相手にあれだけできんだ。自信もっていいと思うぜ?」
原田さんが頭を撫でてくる。
貴「ありがとうございます。...なんか子供扱いしてませんか?」
原「俺にとっちゃお前はまだ子供だよ。」
平「諦めろよA。俺より年下なんだし。」
貴「平助さんまで。」
永「お前も変わらねぇだろーが。」
平「うっさいなぁ!」
沖「ほらほらお喋りはそこら辺にして、ご飯になるよ。」
永「おっしゃあ!飯だ飯!」
平「待ってましたぁー!」
一番に道場を出ていったのは永倉さんと平助さん。
その後にははっと笑いながら近藤さん、原田さん、沖田さんと出ていく。
斎「あんたの刃には曇がない。誇るといい。」
貴「はい!」
斎藤さんの言葉はいつも真剣で褒められると素直に嬉しい。
斎「俺も行く。A、あんたも程々にな。」
貴「ありがとうございました。」


皆さんがいなくなった道場で、私は一人木刀を振るった。

左腕→←手合わせ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
162人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , 斎藤一
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

シルバーウルフ - 最初から全て読ませてもらいました。凄く面白いです!!!!(o・ω・o)更新再開楽しみにしてます。(*^^*) (2020年8月7日 15時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
咲耶(プロフ) - ノドカさん» ありがとうございます!どんどん更新できるように頑張ります!応援ありがとうございます! (2018年1月27日 20時) (レス) id: 5d27d89fab (このIDを非表示/違反報告)
ノドカ - とても面白いです!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年1月27日 19時) (レス) id: 94062155e7 (このIDを非表示/違反報告)
咲耶(プロフ) - ミリアさん» とても嬉しいです!更新を早めにできるように頑張りたいと思います。今後の作品の参考にさせて頂きますね。応援ありがとうございます! (2017年12月3日 0時) (レス) id: 5d27d89fab (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で続きが楽しみです今後他の作品を作る予定があったら薄桜鬼とコラボかトリップか転生したワールドトリガーの三雲隊か三輪か天羽の姉か妹かアニメKの作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも更新頑張って下さいね (2017年12月1日 15時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:咲耶 | 作成日時:2017年9月9日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。