あ”ー、はいはい、どうせ僕がどうしたってカモですよ！もう！【文豪ストレイドッグス】

書類が八枚 ページ10

奏鈴side


何故かあれから任されなくなった、


...なんで？？？


そんなに、僕が怖かった...？


できるだけ怖くないようにしたんだけど...


無理だったかぁ...



奏鈴「だじゃぁさーん」


太宰「え、誰それ」



誰それって...


奏鈴「貴方ですよ？」


太宰「「当然じゃん」みたいな顔しないでいただけるかな？」


え、当然でしょう？


奏鈴「何故です？」


太宰「ごめん、その口調だと、
“魔人”思い出す...」


奏鈴「ふょーどる・どすとえふすきーのことですか？」


太宰「...そうだけど、
そうだけどさ、言い方よ、言い方がさ、
子供じゃん、言葉覚えたばかりの」


奏鈴「あ”？」



僕が子供だと？



もうとっくに成人してますが？？？？


太宰「はいすみませんでしたー」


奏鈴「謝るのが早い」


太宰「「判断が遅い」みたいに言わないで」


奏鈴「某鬼を倒すあにめーしょんの事ですね？」


太宰「だーかーらー、言い方」


奏鈴「あ”？」


太宰「はい、奏鈴様、すみませんでした」



奏鈴様て何よ、



奏鈴様て。



敦「そ、奏鈴...さん...？」


奏鈴「あぁ、敦君、
どうしたの？」


敦「え...えっと...
貴方宛に...」


奏鈴「へぇ」


敦「え、あ、
よ、読めと...？」


奏鈴「おう」


敦「...はい」


奏鈴「それでいい」


敦「えっと...、
...うぅ...ほ、本当に読まないとダメですか？」


奏鈴「...読みたくないなら渡してよ」


敦「あ、はい」


奏鈴「判断が早いなおい」



手紙の内容は、




「久しぶりだな、何年振りだ？


まぁ、何年経っててもいいか、


A、今は何処にいるんだ？


また会おうぜ。



幼馴染の中原 中也より」


ってな感じ、



中也...かぁ、



懐かしいな...




いつから会えてないんだろ...



また会いたいな...




...ポートマフィアとかじゃないよね←中ってます


...重力遣いじゃないよね←中ってます


...素敵帽子さんじゃないよね←中ってます



...まぁ、



変わってようが、




僕の大切な幼馴染だってことは、




変わらないんだけど...ね

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