書類が四十八枚 ページ50
敦side
奏鈴「...ごめんね、思い出せなくて」
敦「...え？」
唐突な謝罪に、思わず固まる。
奏鈴「頑張って思い出そうとしてるんだけど、思い出せなくて」
敦「いえいえ...大丈夫です。
僕は、目を覚ましてくれただけで、うれしいんですから、ね」
奏鈴「...でも、悲しい、のでしょう？
私の記憶が、なくて」
敦「そんなことないですよ、大丈夫です」
嘘だ。
真っ赤な嘘。
でも、Aさんは気づいていない。
だから、いいか。
ガチャ、と扉が開いた。
太宰「おや、敦くんじゃあないか！」
敦「あ、太宰さん」
奏鈴「...！
っつ...うぅ...」
太宰「！？
大丈夫かい！？」
敦「お、お医者さん呼んできます！」
太宰「嗚呼！頼むよ！」
パタパタパタ...
医者「どうしたんです、そんなに慌てて」
敦「あの、えっと、あ、う、ぁ...」
与謝野「実はだねえ...
○階の○○○室の奏鈴 Aさんが、頭痛を訴えていてね、
少し調べてくれるといいんだけどねえ...」
医者「わかりました、今すぐ向かいます」
.
.
.
奏鈴「...ぅ、あぅ...」
医者「話せますか？」
奏鈴「っは...い」
医者「意識はある、と、
何か見えますか？」
奏鈴「えっ、と、
皆さんが、みえ、ます」
医者「他に見えるものはありませんか」
奏鈴「...探偵社」
医者「ん？」
奏鈴「武装探偵社が見えます」
医者「ん？
...ここいらにはないはずだけど...、
記憶が徐々に戻ってきてるのかな？」
奏鈴「いえ、
戻ってはいません」
敦「...あ！」
太宰「どうしたんだい、敦くん」
敦「もしかしたら、武装探偵社に行くと、記憶が戻るかもしれません！」
太宰「！
与謝野「じゃあ、早速行くよ！」
____
続編になります。
あ、これ自体が続編になりませんよ？
予告みたいなのやります。
____
記憶がなくなってしまったA。
だが、本人は
本当の人格はどれなのか、
Aは一体何者なのか、
次作、『ドリーミングガール』(違う可能性大アリ)、お楽しみに。
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奏鈴 莉音(プロフ) - 華流さん» にょほほほほ...まだ方針は決めてませんが、一応幸せにさせます！(一応ではなく必ずですのでご安心を...) (2022年1月17日 20時) (
レス) id: 7bed001268 (このIDを非表示/違反報告)
華流(プロフ) - 【私の(名前)】を言ってくる…これは太宰さんルート!?中也でも誰でもいいので幸せにさせてあげてください…！ (2022年1月17日 20時) (レス) @page23 id: 55e45a473e (このIDを非表示/違反報告)
奏鈴 莉音(プロフ) - 華流さん» 相野は確かにキモいです。更生させたいと、私は思ってます！！！！ (2022年1月17日 16時) (レス) id: 7bed001268 (このIDを非表示/違反報告)
華流(プロフ) - 今から相野風に相野に向かっていいまーす！武装探偵社では奏鈴ちゃんが1番なの！可愛いし、仕事もできる！だからね、消えてね♡相野ちゃん♡ これ書いてて相野きもって言ってしまいました (2022年1月17日 10時) (レス) @page20 id: 55e45a473e (このIDを非表示/違反報告)
奏鈴 莉音(プロフ) - たまごどうふさん» はい、書いていて私も思いました。大丈夫です。他の人(例.私)もそう思い(言い)ますよ。 (2022年1月16日 15時) (レス) @page20 id: 7bed001268 (このIDを非表示/違反報告)
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