あ”ー、はいはい、どうせ僕がどうしたってカモですよ！もう！【文豪ストレイドッグス】

書類が一枚 ページ3

奏鈴side



奏鈴「...」




タタタタタタタタタタタタンッ！



どうも、僕は奏鈴 Aです。



モブ「ねぇ、奏鈴さん、
この書類、やってくれない？」


奏鈴「...はい」



何時も通り押し付けられます。



相野「ねぇ...Aちゃん...
おはよっ！」


奏鈴「...おはようございます」


相野「...名前、呼んでくれないの？」


奏鈴「すみません、
書類仕事の邪魔です」


相野「...ふぇ...っ、
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあんっ！
Aちゃんがっ、Aちゃんが意地悪するぅっ...！！！！」


...は？



僕そんなにキツく言いましたっけ、



言ってませんよね



奏鈴「キツく言ってしまったのならすみません、謝ります」


相野「...っ、えぐっ...
なら...今度から...名前で呼んでくれる...？」


奏鈴「すみません、それは無理です」


相野「なんでっ！？
なんでだめなの！？」


奏鈴「すみません...仕事の邪魔です」



そういう奴は無視するに限るんですよ...もう...



「酷いね、なんで構ってあげないんだい？」


奏鈴「太宰さんですか、何か用で？」


太宰「ふふ、君達の面白い言い合い(？)を見てたよ、優勢は.............どっちだったろうか？
まぁどうだろうと私は____の味方だけどね」


奏鈴「...そうですか、
それとすみません、貴方はどちらの味方なんですか？聞こえませんでしたから、もう一度言ってもらえます？」


太宰「ふふ、私は、
何時迄経っても、君の味方だからね」



耳元で囁いてきました。


...べ、別にドキッとは...してません。


吃驚しただけです。


奏鈴「...そうですか」


太宰「...Aちゃん、
顔、赤いけどどうしたの〜？」


ケラケラと揶揄うような笑い方をして言っている。



五月蝿いです。そんなわけありません。



奏鈴「...あ」


知らぬ間に押し付けやがったな相野(彼奴)


はぁ...今日は夢の中で相野を殴ってやろう...



向こうから笑い声が聞こえる。



はぁ...ちゃんと仕事をしようよ...、



僕を見習え！



あ、羨ましいとかそういうのは無いです。



あ、この書類そもそもが間違ってる...



何よこの、



つちのこを探しに麦畑に行ってコサックダンスを踊っていた。って...


バッカじゃねーの！？！？


...帰りたい！！

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